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〜 you side 〜

シルク「すんませんねー笑 すぐ着替えますんで笑」

思ってもないくせにほんとのんきな…((

シルク「おーい、終わったー」

そう言いながら鞄を背負うシルク。

「うぃーす…」

あ、すごい適当に返事しちゃった笑

ちらっとシルクを見ると目が合ってどきってなった。

さっきまで普通に話してたのが嘘みたいで余計に恥ずかしくて、すぐ目を逸らす。

シルク「…帰んぞ。」

…声のトーンちょっと低くない?

あ、ちょ、置いてかれてるし!

「ちょっ…待って!」

急いで追いかける。

校舎から出ると、もうあいつはいなかった。

校門まで行っても、人影はない。

「…最っ低……」

置いていかれた悲しさと寂しさでぼそっと呟く。

シルク「…誰が最低なんだよ……」

校門の外に出ると、右側から聞こえた声。

驚いて声がした方を向く。

自転車をとめて隣にしゃがんでるシルク。

「…先に帰ったかと、思って……」

少し俯いて言うと

シルク「んなことしねぇよ。こんな時間に女子1人で帰らせるかっつーの。」

立ち上がって自転車のスタンドを上げ、

シルク「…帰んねぇの?」

と私を見つめる。

「…帰る」

あー、もう。なんでぶっきらぼうになっちゃうかなー…

シルク「可愛くねぇな、お前。」

そう言って自転車を押しながら歩き出したシルク。

「可愛くなくたって生きてけるもん」

シルクの少し後ろを歩く。隣なんて恥ずかしくて歩けない。

シルク「…お前さ、俺のこと嫌いなの?」

歩くのをやめて私の方を向いた。

「なんで?」

嫌いな理由がないから聞き返す。

シルク「…質問に対して質問で返すときって図星なんだってさ。」

そう言ってまた歩き出した。

「え、いや、もう…シルク!!」

なに自己解決してんのよ!!てか嫌いじゃないし!!

「大好きだわ!ばーか!!!!」

誰かの声が響いてる。こんな時間に迷惑だなー。けしからん!←あなたですよー笑 by作者

えええええ?!私なの?!

やば…っと思って手で口を押さえる。

シルク「…ははっ笑」

シルクは…もちろんびっくりしてた。でも、だんだん頬が緩んできて吹き出した。

あーもう…何やってんだ私!!!

「あの、ご、ごめ…シルク「ありがと。」

…え?

シルク「ありがとな。」

ってはにかんだ。

街灯の光で少ししか表情は分からなかったけど、あのキラキラした笑顔はしっかり見えた。

今度は、あなたの気持ちが聞きたい。

その笑顔に隠れたあなたの気持ちを、

教えてください。

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りか - 更新頑張ってください!! (2018年9月4日 17時) (レス) id: 8982bfb50d (このIDを非表示/違反報告)
るい - suiさん面白いです。 (2017年8月19日 20時) (レス) id: e6a32a966a (このIDを非表示/違反報告)
s u i _ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» いえいえ!とんでもないです!ありがとうございます(*^^*)頑張ります!! (2017年8月15日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)
矢吹奈子(プロフ) - s u i _ 。さん» ありがとうございます!続編まだ読んでないですが読みます!頑張ってください! (2017年8月15日 23時) (レス) id: 3b4e53296a (このIDを非表示/違反報告)
s u i _ 。(プロフ) - 矢吹奈子さん» 全然大丈夫ですよー!謝らないでください(^_^;) 人気者のシルクさんが自分を好きなわけないのに、期待させるようなことをするから勘違いしてしまう。ならばこの好きな気持ちを忘れてしまえば…みたいな感じですかね。分かりにくくて申し訳ないです(;´Д`) (2017年8月15日 23時) (レス) id: cca6ca5d53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sui_。 | 作成日時:2017年1月28日 22時

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