距離9 ページ9
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後輩相手に感情を抱き始めた俺の顔を、誰か全力で殴ってほしい。殴れ。
高校生初めての接吻が後輩で、恋心を抱いた相手も後輩とか草。
五条悟の恋愛劇第1幕が開演しようとしています。
...何を馬鹿な事考えてんだよ俺。落ち着け、先ずは落ち着け。
いや落ち着ける訳無ェェェェェ！！無理！無理だって！
可愛い後輩相手にキス。あの時の沈黙が未だに忘れられない。
取り敢えず棚の角に頭打ち付けて今日の出来事を忘れさせるか。
それとも傑の鉄拳で気絶するまで殴って貰うか。
「傑、俺明日から数週間は高専休む。
先生に俺の事聞かれたら精神統一の為に滝修行してるとか言っといて。
じゃないと俺の精神が爆発するっ！！もう無理！」
「接吻程度で喚いてるようじゃ永遠に彼女出来ないかもね。
接吻で喚くなんて小学生の恋愛じゃないんだから...」
「接吻を連呼すんな！俺の辞書から接吻の言葉を削除してくれ頼む！
このまま責任取る形で結婚したら俺は1番最高なのにぃ〜〜！！」
「悟の願望が丸見えすぎて怖い。」
「現在の俺達の関係は、後輩と先輩だよな？
結婚出来る年齢は18歳だから俺が卒業してAが3年になれば..
俺達は無事にゴールインする事が出来る。」
俺とAが18歳を迎えていれば問題無く結婚が出来る。
取り敢えず式場の場所、ドレスは徹底的に調べないとだよなぁ..
「Aと結婚する前提で話が進み過ぎてるね。
でもさっき硝子から連絡来たんだけどAも悟と同じ状態だって。
君達はまるで恋愛初心者みたいだね。」
「いや、Aは既に恋愛経験済みなのよ。
だから恋愛初心者はAじゃなくて俺の方なんですう！はい終わり！」
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作者名：鰻饅頭 x他4人 | 作成日時：2023年10月7日 22時
