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次の日、無事業務を終えた後は伊地知さんと待ち合わせする居酒屋へ。
伊地知さんだけだと思ったら同期の七海も其処に居た。
『同期の七海まで居たのは吃驚したなあ。
取り敢えず私の背後に居る呪霊は基本無視で大丈夫だから飲もう!』
「僕の事呪霊扱いするなんて酷いねえ〜!七海慰めて!」
「貴方達の仲の良さは相変わらずみたいですね。
高専時代の頃から交際を始めてるにも関わらず..何故結婚しないのですか?」
「僕達には今の距離感が1番お似合いなんだよね。
馬鹿出来る関係性が何よりも僕は楽しいから、結婚はないかな!」
『私も悟と結婚する未来は考えてないんだよね。
悟の言う通り私も今の関係性が1番好きだからこのままがいい。
逆に此奴と結婚したら毎日疲れそうで嫌だもん。』
「Aには普通の幸せを経験して欲しいからさあ?
ほら、結婚相手が呪術師だと突然呪霊に殺される可能性もあるわけで。
突然愛する人と死別なんてそんな急展開耐えられないし?」
『私は楽しい時間が過ごせるなら何も問題無いかな。
呪術界に居る以上は悟の隣に居るつもりだし、
私が呪術界を引退すれば勿論普通の日常を求めるかも。』
「Aは何度も呪術界引退宣言をしてるのに..
結局僕の事が寂し過ぎて卒業後は僕と同じ教師の道を歩んでる。
ほら、此奴僕が居ないと何も出来ないから!」
『勝手に子供扱いしないでくれるかな、五条君。
あんた口を開けば余計な言葉しか話さないんだから!もう!』
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作者名:鰻饅頭 x他4人 | 作成日時:2023年10月7日 22時