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暫くの年月が過ぎ去る頃、私は現在呪術高専の教師を務めている。
結局呪術界から引退する事を諦めて呪術高専の教員という道を歩んだ私。
勿論私の彼氏である五条悟も、呪術高専1年の担当教師として活躍中。
相変わらず悟の距離感はバグってるけど高専の時よりは大分性格が丸くなった。
硝子さんも呪術高専の医師として活躍、順調に人生歩んでます。
だが、悟の性格が一変して何かウザさ全開で私は毎日疲れている。
「あれれ、僕の可愛い彼女の顔が随分お疲れだね〜?元気出して!」
『何でお前が溜めた書類を私が処理しないといけないのか...
毎回任務で疲れてるのは仕方無い事だけど自分の仕事は自分で片付けて!』
「僕の仕事は君の仕事!君の仕事も君の仕事!はい!解決!」
クソ白髪野郎が溜めた書類を無事片付けた後は、1年の授業が待っている。
1年の教室に向かうと、悠仁、恵、野薔薇が利口に待っていた。
可愛い生徒達よ、君達の存在が私に生きる意味を与えてくれてます。
宿儺の器とされる悠仁は危険とされるも普通の高校生。
『可愛い生徒達おはよ!今日も先生仕事頑張ります!
悠仁は髪型最高!恵は相変わらず美男!野薔薇は可愛いねえ〜〜!』
「先生に髪型最高って言われた!俺今日頑張れるかも!」
「髪型如きで朝から騒ぐなやかましい」
「私は可愛いって言われたもんね〜!先生も可愛い〜!」
何故高専1年の生徒達は愛嬌があって可愛いのか。
なのに担当教師があの最高にイカれた五条って可哀想過ぎるよね...
『君達の教師があの最高にイカれた白髪野郎だなんてねえ、
私が五条悟の代わりに君達の担任教師になってあげたいよおおお!』
「全部聞こえてるよ。誰がイカれた白髪野郎だって?」
『お前なんで関係無いのに居るの。
授業の邪魔する暇あんなら職員室戻って書類の整理してくれよ頼む。』
「書類整理が終わったから教室に来たの!
僕が居る方が授業盛り上がるんじゃない〜?ほら皆元気出して!」
『本当に邪魔だから早く帰れよ白髪野郎』
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作者名:鰻饅頭 x他4人 | 作成日時:2023年10月7日 22時