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翌朝の今日、本格的に「呪術」に関連する授業が始まる。
将来の夢が呪術師である私が呪術高専で楽しみにしていた授業でもある。
私達の授業を担当するのは夜蛾先生、呪術高専の教師。
外見は蝶○正洋みたいに酷似してるけど偽物だから安心してね。
「人から流れ出た負の感情を【呪い】と呼ぶ。
呪いによる被害は日本国内での怪死者・行方不明者は年平均1万人越え。
病院や学校の様な大勢の思い出に残る場所には負の感情である辛酸・後悔・恥辱の受け皿となり、呪いが吹き溜まりやすい。
その呪いが具現化した存在を俺達呪術師は【呪霊】と呼んでいる。」
『何かの雑誌で呪霊特集を読んだ記憶があります。
確かその呪霊には複数の【階級】があるんですよね...?』
「Aの言う通り呪霊にはそれぞれ階級がある。
4級呪霊は木製バットで倒せるレベル。
3級呪霊は拳銃があれば倒せるレベル。
2級(準2級)は散弾銃でギリ倒せるレベル。
1級(準1級)は戦車でも心細いレベル。
呪霊の中でも特に注意しておきたいのが特級呪霊だ。
特級呪霊は他の階級の呪霊とは違って、異常な強さを持っている。」
他の階級の呪霊よりも強い特級呪霊..中々興味深いかもしれない。
呪術高専の生徒である以上特級呪霊にも遭遇する可能性があるんだよね、?
「その呪霊を祓う役目を背負うのが、【呪術師】だ。
勿論呪術師にも呪霊と同様にそれぞれ階級がある。
因みに呪術高専の新入生は基本4級からのスタートとなる。
幾多もの呪術師が居る中でも最高峰に立つのが【特級呪術師】だ。
特級呪術師になる条件は1つ。
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_____【単独での国家転覆が可能であること】。」
『単独の国家転覆が可能であること...それが特級呪術師..、』
「お前達も何れは特級呪術師になるかもしれないな。
だが慌てて特級呪術師を目指す必要は無い。
自分の強さを把握した上で、自分に合う力を身に付けるんだ。」
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作者名:鰻饅頭 x他4人 | 作成日時:2023年10月7日 22時