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無事沖縄新婚旅行(仮)を終えて高専の寮に帰ってきた私達。
偶然にも寮内で夏油先輩達に遭遇したから、その場でお土産を渡した。
「随分沖縄新婚旅行を満喫出来たみたいだね。
君達が沖縄旅行を満喫する中、私達はひたすら任務で身体が疲れたよ...」
「此奴をナンパする野郎達が居たから息の根止めた」
『先輩の殺意に負けて逃げただけなので安心してください』
「本当に息の根止めてたら驚きだよ」
「Aは五条に襲われなかった?大丈夫?」
『全然問題無かったんですけど寝相悪過ぎるんです、先輩』
「俺に関してはお前に蹴られたからな、俺。
突然ベッドから蹴り落とされて何か襲撃受けたかと思ったわ。」
『次は夏油先輩達も一緒に沖縄旅行に行きましょうね!
勿論、私の同級生である七海と灰原も入れて全員で!』
「本当に沖縄旅行に行けたらいいね。」
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とある日、呪術高専1年の私達に新たな仲間が加入した。
彼女の名前は外薗里穂(ほかぞの りほ)。
外見は綺麗な見た目で、周囲から見れば可愛いと思われる感じの子。
清楚な雰囲気に包まれた彼女を私は天使だと思った。
「外薗里穂です、精一杯頑張るので宜しくお願いします」
『私達のクラスに天使が舞い降りてきたよ七海、灰原!』
けど何処か異変を感じたものの、私は気にせず挨拶をした。
外薗さんも天使の様な笑顔を浮かべながら挨拶を返してくれた。
『外薗さん本当に天使みたいで可愛いね〜!』
「私よりもAちゃんの方が断然可愛いよ〜
ねえねえ、私の事は外薗さんじゃなくて里穂って呼んで?」
「ねえねえ七海のタイプなんじゃない?」
「私は恋愛をしに呪術高専にきたわけじゃありません」
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作者名:鰻饅頭 x他4人 | 作成日時:2023年10月7日 22時