検索窓
今日:36 hit、昨日:16 hit、合計:103,607 hit

距離26 ページ26

.





湯船に浸かった後、私達は風呂から出て脱衣場で服に着替えた。

鏡前で髪を櫛で梳かしていると、当然背後から五条先輩に抱き締められた。




突然抱き締められるものだから心臓の鼓動が早くなる。

私達はお試し期間であれ恋仲関係である事に変わりはない。


何も言わず抱き締めてくる五条先輩はまるで子供みたい。

過剰な接触であれ、二人の時間が出来るのはこういう旅行の時だけ。






「..お前が傑達と話してるの見ると嫉妬する。

俺が居るのに任務の話するときは何時も傑に頼るし、

俺は【先輩】として信用出来ない訳?」



『悟くんはいい加減な事しか言わないもん。

それなら的確なアドバイスが貰える夏油先輩の方が良い』





「でも俺はお前の彼氏!頼るなら傑じゃなくて俺!

彼女に頼られない彼氏とか周囲から見たらお荷物じゃん。」



『私が1番信頼を置いてるのは悟くんだよ。

何気に悟くんが1番に私の事を理解してるんだから』





「お前は何度俺の事惚れさせたら気が済むんだよっ...」


『あれれ、悟くんのお顔が真っ赤だね。

夏油先輩にこの顔見せたら馬鹿にされちゃうんじゃないのかな?』



「お前後輩の癖に性格悪過ぎる。」

『小悪魔Aちゃんを堪能出来るのは今だけだよ』

「小悪魔Aちゃん最高!!抱かせて!!」

『本日は営業終了致しました。』

「待て待て待て、夜の営業時間はこれからだろ?」




『マジ気持ち悪いからそういうキモ発言控えてくれるかな』

「冗談だからガチで引くなよお前」





その後は、何の問題も無く快適な睡眠にインしました。

距離27→←距離25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
281人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 高専時代 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鰻饅頭 x他4人 | 作成日時:2023年10月7日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。