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あれから、半年が経った
君が旅立って、
…俺の前から消えて、半年
俺はあの日君がいたソファに1人座って
そこにあるはずのない温もりを探しながら
________俺な、デビュー決まったんやで、A
そう心の中で呟く
ああ、君に伝えたかった
直接伝えて、君の喜んだ顔が見たかった
もうどうしたって叶わない願い
.
「ああ…あああっ」
こみ上げてくる涙は止まらない
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半年経った今も、ぽっかり空いた穴はそのままで
俺は何一つ立ち直れてなんてなかった
君を忘れるなんてできなかった
でも、真正面から彼女の死と向き合う勇気も
未だ持ち合わせていなかった
女々しいかもしれへんけど
それだけ彼女は俺にとって大きな存在で
その喪失の代償は
果てしなく重たかった
.
…A。
俺は、君がいなくなってから毎日
どうしようもなく、君に会いたいんや
会いたくて…おかしくなりそうなんや
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作者名:ゆきみだいふく。 | 作成日時:2020年9月12日 19時