天使、拾いました。3【白】 (ページ3)

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天使待ちページ3

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なんちゃらバタフライっていう名前のカップに

なんちゃらローズみたいな名前のティーを注ぎ、

私の両隣に立つ2人の執事さん

「…あの、両側から見守られながらのティー、居た堪れなさがすごいです」

無理言って席についていただき

お2人との天使待ちティータイムが始まった

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「あ、そういえば以前大きなフラワースタンドいただきましてありがとうございました」

ふと思い出して、一応お礼を言う

すると、中島さんがぱあぁと顔を輝かせる

中島「ああ！喜んでいただけたようで嬉しいです！

いや実は、A様を一目見た瞬間、ぶわあぁと咲き誇る花々が想像できて
それを形にしてみたところ自分で言うのもお恥ずかしながら気に入ってしまい…ぜひ贈りたいと思ったんです」

私から咲き誇る花々とやらが連想された違和感は覚えつつも
最後にはキラリと王子様的スマイルをかまされてしまったもんだから

「…規格外の大きさにびっくりしましたけど、とても素敵でした」

こう言うしかなくなる

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それでも、やっぱり一つひっかかる

「…あの、ところで、一目見たというのは何をどこで…？」

菊池「ああ、坊ちゃんから週一ペースで写真が届くんでそのどれかですよ」

「うわ、ディズニーと寝顔だけじゃないんじゃん…」

菊池「ふっ、愛されてるんすね」

「…なんか半笑いで言ってません？」

菊池「いや、全然そんなことないっす。真面目も真面目、大真面目。」

…菊池さんは、平気な顔してバレバレの嘘をつく

なんか、翔太と仲良くなりそうなノリしてんな、と心の中で思っていた