【原神】痛みの天使忘れた風鈴に (ページ15)

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日記ページ15

カーヴェside

「一体どうなってるんだ?」

「何度も説明した通りだ。ここ最近出てきた正体不明
の化け物」

「違う!そういうことじゃない!」

アルハイゼンの聞き飽きた説明
俺が聞きたいのはそういうことじゃない

「なぜ姿を消していたのに、"突然"あの少女が出た途端現れた?」

あの化け物

ココ最近のスメールで見かけられるようになった正体不明の生き物
攻撃性はそこまで強いわけではない、こちらからちょっかいをかけなければ襲ってこない

と、されていた

「狙われているんだろう」

「君な...適当すぎるだろう」

「適当?、その言葉の通りだ、俺は適切な答えを言っているだけだ」

こいつと話していると本当にイライラする
言い返そうとした時に、お湯が湧く音がする

紅茶でも入れようと思ったんだ

「まあ、彼女の両親はここには(テイワット)いないだろうな」

「は?、じゃあ彼女はどこから来たって言うんだ」

「もうひとつの世界さ」

真剣な面持ちで言われたアルハイゼンの言葉に唖然とする

「まて、彼女はファデュイに誘拐されたと...」

「別世界から攫われてきたんだろうな」

「アルハイゼン、お前ほんの読みすぎでおかしくなったんじゃないのか?」

ファデュイが直々に召喚したと記録が残っているんだから、これが今いちばん有力だ、と言ってこっちを向かなくなる

ため息をついて、キッチンいきお湯を紅茶に入れる

コップをもって自分の席の前とアルハイゼンの前に置く

「でも、なぜ召喚された?いたいけな少女なんて、どこにでもいるだろう?」

「それはな...」

・・・・・・・・・・・・・▶︎

「君、そんなこと誰から聞いたんだ?、にわかには信じ難い話だが...」

「旅人だ。元ファデュイから聞いたらしい」

「あの子の友好の幅はどうなってるんだ...」