【原神】痛みの天使忘れた風鈴に (ページ12)

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友達ページ12

『え...』

その虫は、人間のような顔のパーツはついてないけど私の目を見ているような気がした

草むらから出てきたその大きな虫は、2人

地面に足を付けずに私の方へ近づいてくる

不思議と、怖くなかった

『友達に...なろう』

その子に手を伸ばす

お父さんは...昔、よく知らない人の話をしていた

私は昔、こんな生物を画用紙に書いた気がする

この子が友達にいれば、お父さんのこと、幸せにできる

お父さんはよく、紙をたくさんの刃はついているもので小さく切ってた

お父さんはよく、勉強しろと言っていた

お父さんはよく、ベランダから空を眺めてた

窓をあけて、カーテンレールに着いている風鈴の音を聞いながら.....

空へ...飛べたらいいのにって

「やめろ!!!!!」

金髪の人の声と姿が、少し聞こえたけどその友達は私に大きなハサミをふるった

苦しいいたみ、身体についた

傷が...

ハサミを震える手で持った

私は...

いらない紙じゃない

『ぱぱは...』

ぱぱ、どうしてわたしを