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＿＿＿紫耀side
「平野！また立ち位置ズレてるぞ！」
…はぁ…ちょっとだけやん。
「平野、資料を見ろ。」
…はぁ…話聞いてるやん。
「平野、前見ろ。」
…はぁ…資料見ろって 言ったやん。
ほんまに最悪。
ほんまに早く 彩香に会いたい。
毎日 平野平野 うるさいわぁ。
俺に頼るな。
俺 そんな天才やないねん。
どっちかっていうと アホやねん。
廉みたいに 周りを見れる男やないねん。
勝手な印象で
怒らんといて 欲しいわ。
立ち位置も 資料も 会議も
全部 俺のせい。
「…もう無理…はぁっ、はぁ…っ！」
身体中が熱くなって
身体中が痒くなって
膝が震えだす。
またや…。
最近よくなる。
これまでは こんな酷くなかったのに。
いつの間に こんな弱くなったんやろ。
彩香に元気を
貰ってるはずやのに。
「紫耀…！大丈夫か？」
たまたま 近くを通った岸くんが
肩を支えてくれる。
「大丈夫…はぁ…いける…はぁっ…。」
「無理だろ、その体じゃ…
紫耀、お前 熱あるだろ？無理なら早く言えよ。」
「え…ないで？」
「だって、すげぇ 顔赤いし 体あちぃし。」
おかしい…
熱なんて 普通出んのに…。
もしかして俺…
もう死ぬんかな…？
そっか、
このまま…
ーーーーーーーーーー
＿＿＿彩香side
彩香今日は何時ですか?
そんなメッセージを送ってから
もう一時間 経つ。
でも 一向に返って来そうにない。
もしかして 忘れてる？
もう練習 始めてるのかな？
でも 練習は 四時からって 言ってたんだけど。
まぁ 平野様のことだから
対人恐怖症のせいで
私との約束 忘れてるんでしょ。
なんて 残念に思いながら
スマホを 見る。
と、
紫耀紫耀の知り合いですか?
そんな通知が、来ていた。
ん？
紫耀の知り合い…？
ど、どういう…
紫耀病院まで来てください
ただ事じゃない。
そんな気がして
急いで 送られてきたマップの
病院に 向かった。
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カルデラ(プロフ) - あややんさん» コメントありがとう！書いてみるね笑 (2018年1月6日 0時) (
レス) id: c836c7ae33 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - サブアカだよ^_^続編書いて〜 (2018年1月6日 0時) (レス) id: 98ef0d2785 (このIDを非表示/違反報告)
カルデラ(プロフ) - 乃音さん» コメントありがとうございます。経験値って笑 こんな作品から学ぶことありました？笑 リクエスト出してくださるなら出しましょうかね笑 (2018年1月5日 22時) (レス) id: c836c7ae33 (このIDを非表示/違反報告)
乃音(プロフ) - 続編出しましょう！笑リクエスト出しますよ！出しましょう出しましょう！私はこの作品を読んで学んだ事は沢山ありますホントにこんな良い経験値ありがとうございました！続編出しましょ？笑 (2018年1月5日 22時) (レス) id: 4da0b21667 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - はい！ (2018年1月5日 10時) (レス) id: afc8dd429a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルデラ | 作成日時：2017年12月30日 1時
