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episode 6 ページ7

指原side

「AAさんを指名されたチームの代表の方はステージへと上がって下さい。」

そうアナウンスがかかる。


絶対に被るだろうなとは思っていたけど、まさかの4チーム。


今はAちゃんのインタビューを聞いてる。

司会「4チームから指名された今の気持ちはどう?」

A「まだ頭が真っ白ですが、とても嬉しいです」


そう言って、ニコッと微笑む。


ーーやっぱり、この子は違う。

コメントは普通の小学生と変わらないけど、彼女の目の輝きは本物だ。


司会「良かったね!はい、では、交渉権獲得の抽選に移ります。」


その言葉を皮切りに会場が静まる。

みんなの視線がステージへと注がれる。




私の予感は的中した。




ーーそう、それは奇跡という扉が開いた瞬間。




「AAさんの交渉権を獲得したのは、HKT48チームHです!!」


一瞬置いて、メンバー、ファンの皆さんから今日1番の大歓声が上がる。




Aちゃんとの交渉も成立して、最後にみんなで「ここがロドスだ、ここで跳べ」を歌って、ドラフト会議は終了した。


ーーーードラフト会議終了後

同じくHKT48のメンバーに選ばれた、松岡はなちゃん、村川緋杏ちゃん、今村麻莉愛ちゃんと歩いていたAちゃんに声をかける。

指「Aちゃん!お疲れ様!今日からよろしくね!」

A「…!!指原さん。ご指名ありがとうございました。一生懸命頑張るので、よろしくお願いします。」

緊張した面持ちだったが、しっかり目を見て答えてくれたAちゃん。



ーーーやっぱり…。


目を合わせた時の、彼女の瞳は吸い込まれそうなくらい真っ直ぐで、その奥には硝子のような儚さを孕んでいた。

その大きな瞳が、キュッと細められる。


ーー彼女が見せたその笑顔に、

不覚にもドキリとしてしまった。

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美紀 - 乃木坂ちゃん大好きです最高です (2019年1月15日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2018年1月11日 18時

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