episode 21 ページ22
指原side
季節は変わり、秋になった。
劇場公演の本番前。
学生組はテストが近くて勉強してる。
Aは学校の補習を受けてから授業を受け、お仕事に来て塾の課題をやって夜はレッスンというハードスケジュール。
私立は大変だなと感じる、今日この頃。
有り難いことにHKT48とAKB48のシングルは両方、オリコンで1位になった。
奈子とAとのユニットもファンの方に大好評だったよ♪
あ、そうそう。秋と言えば、じゃんけん大会。
私はいつものごとく早々に負けましたが、なんとAが選抜メンバーまで勝ち残ったよ!
流石、博多のホープは運をも味方につけてるね!
そろそろ本番だね、いってきます!
ーーーーーーーーーーーー
Aside
劇場公演ももう終わり♪
今日も楽しかったな〜と思ってたら、袖からスタッフさんが出てきて、さしこちゃんに紙を渡す。
…あ、なんかある。
直感でそう思った。
指原「なんでしょう?読みますよ!おー。おー。なんとですね!チームHの新しい劇場公演のセットリストが来年の1月1日よりスタートします!」
「「「おめでとーーー!!!」」」
指原「コンセプトは、第2章。新しい風。なんと、その公演のセンターに選ばれたのは、、」
「「「おおおおおーーー!!」」」
指原「博多のホープ、AAちゃんです!!A、おめでとーーー!!」
他のメンバー•ファン「「「おめでとーー!!」」」
……。わ、わたし!?!?
A「私、ですか??」
指原「そうだよ笑!A、どう?初めてのセンターだよ!」
A「嬉しいです!ファンの皆さん、ありがとうございます!」
指原「動揺したのは一瞬っていうね笑。みなさん、今後とも応援よろしくお願いします!」
さしこちゃんの声で劇場公演が終わり、ふわふわした気持ちのまま、ハイタッチ会も終わった。
楽屋に戻った私は、とにかく混乱していた。
もちろん、嬉しい。
だけど、私は…。
秋は東京周辺でのお仕事が中心。
冬は博多中心のお仕事になる。
受験、、どうしようかな。。
「私はAが決めないと何も言えない。」
母の言葉がこだまする。
ーーー今は、1人になりたかった。
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美紀 - 乃木坂ちゃん大好きです最高です (2019年1月15日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2018年1月11日 18時