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『「カンパーイ」』
グラスの当たるいい音が個室に響いてその音を合図に、向かい合わせに座っていたまふくんと私はグラスの中のアルコールを体内の渇きを潤す様に煽ぐ。
『美味しー！幸せ…』
「最近仕事忙しそうだけど息抜きしてる？」
『いやあ、それが中々できてなかったからまふくんに誘われた時は絶対に行ってやる！って気持ちでしたよ』
スマホに映る日付に目を遣ると2019年9月、という文字が目に入る。
という事は私が歌い手のyrihaとして活動し始めてから早5年が経ったということ。
時間の経つあまりの速さと、活動年月が長くなるに連れて増える仕事の量に驚きを隠せない毎日だ。
「活動し始めて何年？けどそんなに経ってない、もんね？」
『5年経ちましたよ！私的には結構経ったなってイメージだったんですけど、』
「あ〜そっか、それは経ってるかもね。俺と会ってからそんなに経ってないって感じか」
『2、3年くらいかな』
もちろん人の輪も必然的に広がって、色々な人と仕事をさせて貰えるようになった。
まふくんもそのひとり。
既に頼んでおいた料理が運ばれてきたところで『いただきます』と声を出しては箸で掴み口に運ぶ。
相変わらずたこわさがいっちばん美味い！
「で、なるせくんとはどうなの？」
『ッごほ！っえ？！ゴホゴホッ』
まふくんの真ん丸な目が線になるまで双眸を細めては至極愉しそうにそう言い放つもんだから飲んでいた酒を吹き出しそうになってしまう。
「わっ、大丈夫？！」
『大丈夫も何もまふくんがそんな事聞くから！』
「だって、あんなにSNSでもイチャイチャしてるのに何も無いわけないじゃん？」
『そんなに気になりますか…』
まふくんが身を乗り出して、首が取れそうなほど頷く。
そんなに面白い話じゃないと思うんだけどなあ。
『めちゃくちゃ普通に仕事仲間だし、強いて言うならなるせがことある事にLINEとかディスコとか送ってくることくらいですかねえ。Twitterとか見てわかる通りかなりだる絡みしてきます』
「なるせくん、LINEはかなり返信遅いからね、仕事関係以外。けどユリハちゃんには送るってことはやっぱり特別なんだなあ」
まふくんの言葉に私は苦笑いをしたが、どこかで喜んでいる自分がいたのは私だけの秘密。
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ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - 更新が止まってます!戻ってきてください！続き楽しみにまってます！(´;ω;｀) (1月26日 18時) (
レス) @page40 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
nyan(プロフ) - 雛さん» ご迷惑をおかけして申し訳ありません！Twitterのアカウントは 今回更新などお休みさせていただいていた際に消去したのでアカウントは存在しません… 先程パスワード公開をやめさせてもらったので閲覧できると思います！他の作品も更新しますので宜しくお願いします！！ (2023年2月2日 21時) (レス) id: fb912efc07 (このIDを非表示/違反報告)
雛 - ここの書き込んでしまいすみません🙏弥雲さんの作品めっちゃ好きで、全部見てるんですけど、パスワード設定されている作品あるじゃないですか。弥雲さんのTwitterに何回とんでも垢が存在しないって出てて、パスワードわからないんですけどどうしたらいいですか？ (2023年1月20日 21時) (レス) id: 212c043d64 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - いや、もう、ほんと、好きすぎて、、 (2022年1月16日 21時) (レス) @page35 id: 25ac245650 (このIDを非表示/違反報告)
弥雲(プロフ) - 雪猫と葛さん» 読んでいただいた上にコメントまでありがとうございます😢 嬉しいお言葉に思わずにやけました…雪猫と葛様もお身体お気をつけてくださいね！！これからもお付き合いよろしくお願いします🥰 (2021年12月17日 12時) (レス) id: 98855b1dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥雲 | 作成日時：2021年8月30日 17時
