影山飛雄観察。【ハイキュー】

下校 ページ9

私の目標…飛雄をボロボロに泣かせるまで終われない。




｢よし、帰ろう｣



『いいよ…』



｢それで、具体的にどんなことを教えてほしいんだ？｣



『距離感が掴めない。』



｢…右手を先に添えてからボールに触るんだ…｣








とか話してて、先についたのは飛雄の家。



｢荷物置いてくるから、玄関で待ってて。｣



『はーい。』



飛雄の家は玄関から、飛雄の匂いがした。



｢あら、飛雄のお友達？こんにちは！｣



『はい。こんちには…。』



｢ふふふ…飛雄もそんな時期なのね…貴方とバレーできるの楽しみにしてたからね。よろしくね。｣



『ありがとうございます。』



……よし。親からもそういう関係になってもいいよというサイン的なものを貰った。



｢ちょっと…勝手なこと言うなよ。カノジョじゃねーし！｣


飛雄が支度を終えて…出てきた。



｢カノジョまでとは言ってないけど…行ってらっしゃいー！｣



…嬉しい…飛雄のカノジョではないけど…なんか少し期待が持てた。






玄関から出ると、飛雄が口を開いた。



｢…私服で来てくれよ｣



『え？』



と、よく見ると飛雄も完全なる私服。




｢あ、やだ？｣



『いいよ。』



…私の経験が初めて嘘をついた日だった。




いや、それほど飛雄の気持ちが変わったのかもしれない。








｢…あとカノジョっての気にしないでくれ…母さんの間違いだから。｣



『うーん？間違いかなー？』



ちょっとからかってみる。



｢バカ！からかうなよ！！｣



可愛い…赤くなっちゃって…






ほんとに、本格的に









目標まであと一歩！！






飛雄を、泣かせるくらい近い存在でありたい。

私服→←誘い

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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西 - この方角に福があるはずです

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