笑柱 . 弐章【鬼滅の刃】

伍拾玖 ページ10

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上弦の参 、猗窩座との戦いから早くも4ヶ月

怪我も完治し単独任務をこなしていた頃





｢ アオイさんたちを離せ！！この人攫いめ！！ ｣


｢ 変態！変態！ ｣





たまたま近くを通ると蝶屋敷からそんな叫び声が聞こえて来たので慌てて屋敷へ入る





｢ テメーらコラ！！誰に口聞いてんだコラ！

俺は上官！柱だぞこの野郎！！ ｣


｢ お前を柱とは認めない！むんっ！！｣





塀の上には宇髄さんがいた

炭治郎にキレながら宇髄さんはアオイたちを任務へ連れて行くという





｢ なほちゃんは隊員じゃないです！隊服着てないでしょ！！ ｣


｢ じゃあいらね ｣





投げ出されたなほを受け止めて宇髄さんに笑いかける





『 柱合会議ぶりですか 、お久しぶりです宇髄さん 』


｢ おぉA！怪我は良いのか？ ｣





はいと一つ返事をして続ける





『 女が必要な任務なのであれば私が行きます

アオイは返してください 』


｢ 足りなければ俺たちも行きます！ ｣





私に続いた炭治郎に更に伊之助と善逸も続くと

宇髄さんはあっさりと引いた





｢ で ？どこ行くんだオッサン ｣


｢ 日本一色と欲に塗れたド派手な場所 ｣





宇髄さんは振り返ってにやっと笑う





｢ 鬼の棲む 遊郭だよ ｣

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