彼氏が何故か理性に耐えるのでぶち壊そうと思う【炎柱】

玖 ページ10

.





｢ うまい！うまい！ ｣


『 ふふ 、良かった 。無惨は？ 』


｢ ... 知るか ｣





知るか 、だと！？





『 美味しいくらい言ってくれてもいいんじゃない〜？ 』


｢ ふんっ ｣


『 はいはい 、不味ければ食べませんもんね

ツンデレありがとうございますぅ 』


｢ 何をキレているんだ ｣





コノヤローと思うが今日は協力して貰っている身

いいんだ、幼馴染の私は知っているぞ

君の 知るか は 美味しい だもんねぇ





｢ ... よもや君が俺に会いたいとは珍しい事もあるものだ ｣


｢ 口実だ 。こいつのハンバーグが食べたかった ｣


『 ｺﾞﾌｯ ... ！！！ 』





思わず噎せてしまう

大丈夫かと煉獄さんに背中をさすられながらお茶を飲だ所で無惨は再び口を開いた





｢ Aは俺の知ってる女の中で1番可愛い上に料理も上手いからな ｣


『 うぇ ... 』




今度は変な声が出た

何それ初めて聞いた

くそ、ちょっと照れる





｢ ... 人の嫁を口説かないでほしいものだな ｣


｢ 籍入れてないだろ 、私達も遠の昔に婚約している ｣





と 、二人で私の顔を見つめる

ちょ 、ちょっと待って



この会話だけ聞いてると私二股の最低なヤツだけど

煉獄さんとしか婚約した覚え無いよ ... ！？

拾→←捌

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す