玖 ページ10
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蝶屋敷を出た後は街を歩く
さて 、何を作ろうか
「 おやAさんじゃないか!
今日は白菜が安いよ!! 」
私は鬼に襲われかけたこの街を救って以来 、少々名が通っている
白菜か ...
『 後で寄らせてもらうよ 』
豚肉を買って鍋でも作ろうかと思い 、肉屋へ向かう
『 こんにちはー 、豚肉を買いたいんだ 、が ... 』
「 ぁ 、 」
店の中に入ると同じ隊服を着た顔に傷がある少年
少年は軽く会釈をして店主から肉を受け取った
『 おじさん 、豚バラ300gお願い
... 偉いね 、自炊かい? 』
「 あ 、まぁ ... 悲鳴嶼さんにお世話になってて ... 」
少年は不思議そうに私を見ている
『 そうか 、悲鳴嶼さんにお菓子を渡して欲しいんだ
一緒に甘味屋に来てくれないか ? 』
「 はい 、構いませんけど ... 」
「 お待ち〜 、そのおはぎはウチの嫁が作ったんだ
良かったら貰ってくれ ! 」
お肉と一緒におはぎの入った袋も渡され
お金を払い礼を言って店を後にする
『 君 、名前は ? 』
「 俺は不死川玄弥です 」
『 ... 不死川?
あぁ 、私は 心笑 Aだ 』
誰かに似ていると思ったら不死川さんの兄弟か
と 、玄弥はあの 、とおずおずと口を開く
「 心笑さんも柱ですよね 」
『 あぁ 、そうだ 』
「 その ... 兄は 、不死川実弥は 、元気ですか? 」
気まづそうにポリポリと頬をかく玄弥
会っていないのか?
『 ... 元気だよ 、とても 』
そう応えると 、そうっすか
そう嬉しそうに笑った
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音(プロフ) - 面白いです!完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 | 作成日時:2020年2月3日 18時