笑柱 . 壱章【鬼滅の刃】

捌 ページ9

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『 ... 伊之助はどうしたんだい？ 』





興味本位で伊之助に近づいて被り物を取る





｢ ぇ 、ﾅﾆｽﾝﾀﾞ... ｣


『 わぁ ... 君はとても綺麗な顔をしているね 』





弱々しい抵抗は意味がなく 、スポッと取れてしまう

中から出てきたのは女の子のように綺麗な顔だった



目が潤んでいて 、悲しそうな顔をしている





『 声が枯れるまで頑張ったのね

大丈夫 、伊之助も炭治郎も善逸も 、もっと強くなれるから 』





サラリとその綺麗な髪を撫でると

伊之助はポロポロと涙を流した





｢ ｳﾞｰｰｰｯ ... ！！ ｣


『 ！ ... 悔しかったんだね 、よしよし

おいで 、炭治郎 、善逸 』





2人の事を呼ぶと素直に来てくれたので3人まとめて抱きしめて頭を撫でる

弟達がいたらこんな感じだったのだろうか

私は末っ子だったからなぁ



なんて昔の事のように思い出す



やがて すーっすーっと規則正しい3人の寝息が聞こえて来たので 、一人一人ベッドに戻して蝶屋敷を後にした









______ 大正こそこそ噂話



Aは身長164cm 、体重50kgだよ

噂によると力持ちで腹筋がバキバキに割れているそう

鬼に襲われた青年をお姫様抱っこで助けて 、惚れられた事もあるらしい

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