肆拾陸 ページ47
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それからアオイがお昼だと呼びに来るまで鍛錬は続いた
『 うん 、中々に頑張ったね 』
「 ゼェッ ... は 、ハァッ 、はいっ ... !!! 」
「 ハァッ ... ハァッ 、あ 、ありがとう ハァッ 、ございました ... 」
私が何時もやるもので言いと強く言われ 、教えながら二人に練習させるとあっという間に息を切らした
少しやりすぎてしまっただろうか
『 これでもまだ一刻分しかやっていないんだが ... 』
そう思わず呟けば 、ヒィッと炭治郎から悲鳴が零れた
『 焦りは禁物 。時間は有限さ
焦れば焦る程無駄が多くなるからね 、落ち着いて呼吸を整えて
それが一番大切だよ 』
そう私が言えば二人は はい!と返事をしてアオイ達が作ったご飯を沢山食べた
「 Aさんも大分食べられるようになりましたね 」
『 うん ... そうだね 、皆のおかげだよ 』
アオイの言葉に頭を傾げた炭治郎に
前までまともに食事が喉を通らなかった事や眠れなかった事を話す
『 だから 、こうして皆と普通の食事をして眠る事が出来るのは私には大きな成長なんだよ 』
「 お 、俺!出来るだけ一緒に食事取ります! 」
『 ! ... ふふふ 、良いんだよ炭治郎
皆が何気無い日常の中で楽しそうに 、幸せそうに笑えばその分だけ私が救われるんだ 』
私がそう笑えば
炭治郎はなにかに気づいたように嬉しそうな顔をした
__________ 大正こそこそ噂話
炭治郎は匂いでAが心から皆の笑顔に救われていると言っていると分かり嬉しくなったよ
最近笑太朗が来ないけど 、実は任務が無くて暇なので睫毛ちゃんの所に行っているよ
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音(プロフ) - 面白いです!完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 | 作成日時:2020年2月3日 18時