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参拾漆 ページ38
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その声と共に辺りは炎に包まれていく
『 ｯ 、 』
｢ むぅ ｣
『 禰豆子 、君が助けてくれたんだね
ありがとう 』
目の前で顔を顰めている禰豆子に
何度も名前を呼ぶ煉獄さん
『 すみません煉獄さん 、目を覚ましました 』
｢ そうか良かった！先にAの夢に潜り込んだその少年を避難させてからもう一度来い！ ｣
返事をして 、少年に近づく
｢ うわぁぁぁん ... ！！！ ｣
『 大丈夫 、私達が鬼を倒すから 』
｢ 違うよ 、君の心が ... ！！！ ｣
『 ... さぁ立ち上がろう 』
私の心に触れた少年は優しい子だったのか
大泣きしてしまっている
何とか立ち上がらせ奥へ避難させると再び煉獄さんの元へ戻った
｢ 少年達が鬼の首を切りに行ってくれている
Aは俺と後方を守ってくれ ｣
『 わかりました 』
それから間も無く 、激しい揺れが起きた
『 煉獄さん 、ここは私一人で大丈夫です
先に炭治郎達の元へ向かってください 』
｢ あぁ頼んだ！ ｣
技を出して揺れを最小に抑えていると
鬼の首を切ったようで直ぐに揺れは止まった
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音(プロフ) - 面白いです！完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (
レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧 | 作成日時：2020年2月3日 18時
