参拾肆 ページ35
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「 溝口少年!君の刀は何色だ! 」
「 !?俺は竈門ですよ 、色は黒です 」
炭治郎の答えに煉獄さんは 、きついなと零す
「 きついんですかね 」
『 黒刀の剣士が柱になったのを見た事がないんだよ 』
「 さらにはどの系統を極めればいいのかも分からないと聞く! 」
ガタンッ
煉獄さんがそう言い終えると列車が丁度よく動き出した
伊之助は興奮状態で窓を開けようとしている
『 こらこら伊之助 ... 煉獄さん 、少し失礼します 』
「 むぅ ... 仕方なし! 」
上半身を窓から出してバタバタと暴れる伊之助を引っ張る善逸
「 危ない馬鹿この! 」
「 俺外に出て走るから!!どっちが早いか競争する!! 」
『 伊之助 、危ないからしっかり座ろうね 』
私の声に振り向いて暴れるのを止めたが
外に出たいのか立ってうずうずとしている
と 、煉獄さんが再び口を開いた
「 危険だぞ!いつ鬼が出てくるか分からないんだ! 」
鬼という言葉に反応し4人で煉獄さんを見る
「 嘘でしょ鬼出るんですか!?この汽車!! 」
「 出る! 」
「 出んのかい嫌ァーー!!!!
鬼の所に移動してるんじゃなくここに出るの嫌ァーーーッ!!!! 」
俺降りるぅと善逸が喚き出す
成程 、お館様が私を直接此処へ向かわせたのはその為か
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音(プロフ) - 面白いです!完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 | 作成日時:2020年2月3日 18時