参拾弐 ページ33
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『 さっきサツマイモ頂いてしまいましたね
... 良かったんですか ? 』
「 普段は譲りたくは無いが 、Aにはあげたいと思ったまでだ 」
何故だろう
と聞くのは愚問だろうか
妹か何かのように思ってくれているのだろう
『 ありがとうございます 』
確かに煉獄さんは兄のようだ
「 うまい!うまい! 」
「 ... あの 、すみません 」
「 うまい! 」
「 あ 、もう 、それは ... すごく分かりました ...」
黙々と食べ進める煉獄さんに見覚えのある少年が話しかけた
『 炭治郎 ... ! 善逸に伊之助も! 』
「 Aさん!! 」
「 嬉しい会えた ... ! 」
「 ハッ ... ! ほらよ!ツヤツヤのドングリだ!! 」
会うのは蝶屋敷以来
もう3人共すっかり良くなったようだ
同時に抱き着いて来てそれぞれがニコニコと私を見つめて 、伊之助はドングリを差し出す
『 久しぶりだね 、もう元気になったようで嬉しいよ 』
ぎゅっと3人まとめて抱き締めると
幸せそうに笑った
「 ... そうじゃなかった!煉獄さん!! 」
ハッとしたように炭治郎は離れて煉獄さんに詰め寄る
「 ヒノカミ神楽はご存知ですか?
実は ______ 」
任務であった事についてを炭治郎が一通り説明をしてゆく
( ヒノカミ神楽とは初めて聞いたな )
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音(プロフ) - 面白いです!完結頑張って下さい (2020年2月7日 18時) (レス) id: bbad42844a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧 | 作成日時:2020年2月3日 18時