幸運女子。とりあえず撃っとく【ワートリ】

34話 ページ36

IN隊室




『ってことでゆうさん攻撃手のトリガーなんかかっこいいものない？？』


太刀川「万能手か。悪くないな」


出水「毎回ランク戦で射手のくせして近距離戦しますもんね」


国近「孤月はまぁ日本刀っぽくてかっこいいよねぇ」


『太刀川さんとかぶっちゃう…』


太刀川「ちょーっと傷ついたぞ？」


国近「スコーピオンなら変形自在だよ〜」


『けど形が固定されたものの中で最強になりたいです…』


出水「わがまま言うなよ」




私のためにちゃんとトリガー説明までしてくれてるゆうさん誠に申し訳ありません。


けど私的にはなんか私だけのオートクチュール武器が欲しいんです！！


その方が特別感あってかっこいい！！！



国近「オートクチュール…なら、三輪隊の米屋君みたいにカスタマイズしてみる？？

A級ならその権利もあるし」


『おぉぉ！！やりますやります！カスタマイズしたいです！』



＿＿


『んまぁ、私の知識じゃこれになるよねぇ』



私の腕の中には孤月をカスタマイズして作られた大鎌。


なんかアニメとかでよく見るやつです。


ありきたりになっちゃうけど仕方ないじゃん

剣と銃以外に武器の名前出せって言われたらもう鎌しか知らないんだもん


他にもシャベルとかスコップとかハサミとかムチとか考えてみたけどどれも扱いにくそうだし、ムチはその中では希望がある方だったけど影先輩のマンティスに似てるし、ムチバカって呼ばれるのも誰かが間違った漢字にしたら無知馬鹿とか言われちゃうかもしれないじゃん


鎌バカならなんかしっくり来るし、武器的にも殺傷力があって扱いやすい。鎖をつければ中距離でも飛び道具として応用が効く。(超でかいけど)



『超有能だ！』


太刀川「おぉ。かっけぇのができたな」


『やっぱりそう思います？？』


出水「けど、デカすぎじゃね？お前の身長のちょっと上らへんか？」



確かにこの大鎌は157cmの私に対して160cmと少し大きい。


けどまぁ私成長期だしこれから伸びるから大丈夫でしょ！



国近「Aちゃんはもうアステロイドでマスタークラスの8000点以上取れてるし、孤月(改)：大鎌のポイントは4000点からね〜」


『おぉ！！あと4000点でマスター！！

とりあえず太刀川さん！まだこの鎌全然使えてないんで練習相手になってください！！』


太刀川「おっ。いいぜ！」

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