西島さんの短編集

告白 ページ32

実彩子side.




別に、悪気はなくて




ただ、ただ彼が好きだった。それだけ。








Aと付き合った事を聞いた時、すぐに諦めようと決心した。







Aと隆弘を応援しようと、心から願った。









でも、神様は私を試したのかな。









雨の日の放課後。




彼と二人っきりになった。






突然彼が言った言葉






西「Aって、俺の事好きなのかな。」









好きにきまってるじゃん。







って思ってても






声に出ない。







結局忘れるなんてできてなかった。









その日、その時







私は彼に









．









．








．









キスをした。

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