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家出 ページ7
蜜柑「....」
夜中...
蜜柑はじーちゃんと柚月の枕元に手紙を置き家を出ようとする
そんな蜜柑の肩に
ﾎﾟﾝｯと手が乗る
蜜柑「ｷﾞｬ」
貴方「しー」
今にも叫びだしそうな蜜柑の口を塞ぐ
今叫ばれたらじーちゃんが起きちゃうよ
貴方「何１人で行こうとしてんのよ」
蜜柑「何で....」
貴方「蜜柑の考えてることならすぐ分かるよ。何年一緒にいると思ってんの...
私も行くから少し待って」
そう言い、じーちゃんの部屋に向かう
風邪薬とかおいといた方がいいよね
置き手紙も...
貴方「蜜柑お待たせ」
蜜柑「あれ？ノアは？」
貴方「じーちゃんと一緒にいてもらうことにした」
蜜柑「ほうか....ほな行こっ」
蛍に蜜柑の事頼まれてるしね...
貴方「あんなんを蛍との最後にしたくないんやろ？」
蜜柑「え？」
貴方「ウチも同じ気持ちや。もう一度あいたいからな」
翌日、家では...
じーちゃん「孫らが家出した―――――――っっ！！」
「ワシのへそくりと共に...」
じーちゃんの叫び声に町の人達が集まり少しした騒ぎになっていた
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作者名：いちご大福 | 作成日時：2020年12月24日 0時
