マイペース少女 Ⅰ (ページ33)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:24,666 hit

星階級ページ33

正田「ちょっと佐倉さん、貴方たちの星階級いくつ？」

鳴海先生が去ってから、クラスはまた荒れだした

そんな中、くるくるパーマが話しかけてきた

蜜柑「...はい！？」

正田「やだっ、『星階級』もしらないなんて！！
よくもそんなんで棗君をパートナーに選んだりしたわねっ」

貴心「「えらんでないっつの」」

てか、何もしらない人を教えるのがパートナーでは？

委員長「『星階級』ってのは、僕ら生徒が学園からうける、

能力レベルや生活態度なんかを総合した評価のシステムだよ

評価は４段階あって、星の金バッチで表されるんだ

上から順で金バッチ３つの『トリプル』
その次が『ダブル』
そして『シングル』
あと、『星なし』

そしてそれとは別格に『幹部生』っていう最上階級があって

それは全学年の中でも滅多にいない天才中の天才、全アリスの憧れの的なんだ

この"星階級"によって、学園内や寮での待遇も変わるんだよ」

貴方「金のバッチってこれ？」

委員長「え？！すごいよ柚月ちゃん！
これ、トリプルだよ！」

___？

委員長「『トリプル』は初等部に３人しかいないんだよ。
僕と、今井さんもだよ」

蜜柑「えぇっ」

「委員長は真面目で責任感あるし、この年で高度な幻覚能力使えるし」

「今井さんは、頭も良くて落ち着いてるし、行動力だってあるし
何より、とても独創性のあるアリスだもん」

蛍って...本当にすごかったんや

何で蜜柑がうれしそうなんやろ？
蛍に殴られとるし

蜜柑「じゃあ、棗は？」

正田「彼は初等部唯一の『幹部生』よ、きまってんてしょっ」

初等部唯一の幹部生？！
真面目な委員長がトリプルなのに...？

不良っぽいのに

正田「言ったでしょう、彼は天才アリス
あんたなんかとは格が違うのよ」