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「ほんまにごめん」
帰ってきたときのこと、覚えてへんねん。
大倉くんの口から出てきたのはこんな言葉で。
まぁあんだけ酔ってたらね
呆れて、逆に冷静になれた気がする。
何も覚えていないという大倉くんに昨日の状況を説明した。
「あーーー、それたぶん田中さんやわ。黒髪でロングの子やろ？」
「うん」
私が知りたいのはその人の名前なんかじゃなくてですね…。
やってもたー、とようやく慌てだした大倉くんに訊ねる。
「その人、何なの？」
大倉くんとどういう関係なの？とストレートには聞けなかった。せめてもの足掻きだ。
会社関係の人にまで嫉妬をするなんて、子どもみたいで嫌だ。
「新入社員の子やで。俺が今 指導してる子」
ホッと安心している自分がいた。
そんな私のことも敏感に察知して、大倉くんは私を茶化す。
「Aちゃんヤキモチ妬いたん？(笑)」
「そんなんじゃない」
ここで認めたらなんだか負けな気がして、私は頑なに認めない。
大倉くんは最後に味噌汁を飲み干して、ご馳走さま と手を合わせてから席を立った。
そしてこっちの方へ寄ってきて、両手をばっと広げる。
私は大倉くんの腕の中にすっぽりと収まる。
「心配かけてごめんなぁ」
耳元でそう囁いて、ぎゅぅっと力強く抱きしめてくれた。
…大倉くんはずるい。私の完敗だ。
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なっちゃん(プロフ) - pi___yoさん» 返信遅くなってしまってごめんなさい！大好きと言っていただけたてとても嬉しいです。楽しみにしてくださってる方々のためにも更新頑張ります！ (2019年1月23日 16時) (
レス) id: fde4f48ce5 (このIDを非表示/違反報告)
pi___yo(プロフ) - こちらの小説大好きです！作者様も大変だとは思いますが更新楽しみにしています！ (2019年1月12日 9時) (レス) id: fc0083cc99 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - じゅなさん» 毎日の楽しみと言っていただけるなんて！嬉しいです！！応援とても嬉しいです、ありがとうございます(^^) (2018年12月18日 12時) (レス) id: fde4f48ce5 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - pocoさん» ありがとうございます！これからも楽しんでいただけるように頑張って更新しますね！！^_^ (2018年12月18日 12時) (レス) id: fde4f48ce5 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - 続編ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ 毎日の楽しみが復活しました！ゆっくりなっちゃんさんのペースで頑張ってください！応援しかできないんですが…頑張ってください！ (2018年12月17日 22時) (レス) id: 173ae5ab39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作成日時：2018年12月14日 17時
