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「ヤスー、Aちゃんの誕生日、クリスマスパーティーな！3人で！」
次の日の朝3人で朝食を食べているとき、私がお兄ちゃんに頼む前に大倉くんが言ってくれた。
「クリスマスって、4日も早いやん(笑)」
「ええのええの。細かいことは気にすんなって」
そう言って大倉くんは席を立った。
この家に来たことで、会社が遠くなったのでいつもより少し早めに出ないといけないらしい。
「いってきま〜す」
ヒラヒラ〜と手を振って大倉くんは出勤した。
ここからはいつもと変わらないお兄ちゃんとの朝食の時間。
「Aなんか欲しいもんあるん？」
「それ、大倉くんにも昨日聞かれた(笑)
とくにないでーす」
「大倉がぁ？なんでぇ」
「ハタチだから奮発して買ってくれる気だったらしいよ。
結局プレゼントの代わりにパーティーをおねだりしたけどね。」
「あー、だからか。
パーティー3人でええん？」
あまりにもお兄ちゃんは平然とした顔で言うから、何のことかよく分からなかった。
分かっていない私を見かねてか、お兄ちゃんが付け加える。
「大倉と2人じゃなくてええん？(笑)」
「何言ってんの、お兄ちゃん」
「やって、A好きやろ？大倉のこと」
お兄ちゃんにはバレてたんだ…
「バレバレでしたよぉ(笑)」
ニヤニヤしているお兄ちゃんがとてつもなくムカつく
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作者名：なっちゃん | 作成日時：2018年11月2日 0時
