Ｆパート ページ7
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田中「高徳様、A様。お久しぶりでございます。」
今さらながらに頭を下げて挨拶をしてくださった田中さん。
A「お久しぶりです。」
高徳「田中さんも事件の捜査をしてらしてるのですか？」
田中「えぇ。先ほど御前様がおっしゃられた通り、僭越ながら私も事件の捜査をさせていただいています。」
高徳様とA様がいらっしゃるので大丈夫だとは思いますが、もしものためにと御前様が、と
説明を付け足す田中さん。
高徳「当の本人は、さっきからずーーっと女子大生とお喋りしてますけどねー。」
A「まぁまぁ。」
愛香さんが睨み付けた方に目を移すと
さっきみたく、春田さん達に囲まれて楽しそうに話す貴族探偵さんの姿。
A(……なぁんか、もやもやするんだよね……。)
ひとり憂鬱になりながら
それを取り払うように事件について考える。
A「愛香さんはどう思います？今回の事件……。」
私が聞くと、そうねぇと呟いた愛香さん。
愛香「一番怪しいのは宮本さんだけど、宮本さんがのの子さんとレストランに来るときに毒を塗ったとしたら
パンを食べるまでのの子さんが無事のが謎だし……。」
A「森さんがのの子さんとトイレに行った時に毒を塗ったとしても
のの子さんがトイレに行くかは分からないし……。」
田中「春田様は、のの子様と二人きりになるタイミングすらありませんでしたからねぇ……。」
頭を抱える３人。
御前「優子さん……。綺麗な色の口紅ですね。」
まぁたあの貴族さんは……。
女性はお手のものって感じ。
嫌でも聞こえてくる貴族さん達の会話に嫌気がさす。
春田「あっ、ホントだー！変えた？」
森「最近変えたの。」
宮本「可愛いー。」
その時、愛香さんが何かひらめいたような顔をした。
高徳「口紅……。もしかしたらっ！」
そう言って、トイレの方に走って行った愛香さん。
田中「高徳様、何か思い付いたのでしょうか？」
田中さんはそう言って、執事の山本さんの方へ行ってしまった。
ひとり置いていかれた私は
とりあえずウェイトレスさんにも話を聞いてみた。
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ぴーちゃん(プロフ) - 続き待ってますー。更新頑張ってください。 (2020年7月27日 18時) (
レス) id: af374e4c11 (このIDを非表示/違反報告)
りず - 続きを書いてください。お願いします。 (2017年9月17日 13時) (レス) id: 3c63d6cd76 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - この小説面白いですとっても続きが楽しみです(^o^)まっていますね(^_-) (2017年7月9日 23時) (レス) id: aab48ffb53 (このIDを非表示/違反報告)
メラン@東方､歌い手好き(プロフ) - 貴族探偵最近ハマってるから嬉しいですね〜｡ (2017年5月24日 6時) (レス) id: 5d8a965b26 (このIDを非表示/違反報告)
颯奈 - はじめして、颯奈といいます。この小説すごく好きです！！いつも更新楽しみにしてるので、よろしくお願いします。頑張ってください！ (2017年5月6日 0時) (レス) id: 157075cf9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yumika x他1人 | 作成日時：2017年4月27日 20時
