Ｂパート ページ3
・
御前「最近はどうなのですか？学校の方は。」
A「いや、別に普通ですよ。」
店員さんにおかわりのワインを受け取りながら
今度は私に投げ掛けられた素朴な質問。
御前「貴女が真面目に授業を受けているところなど……
全く想像がつきませんね。(笑)」
バカにしてるんですかと文句が飛び出しそうになる。
それを抑え込んだ。
A「貴族探偵さんこそ、毎日何してるんですか？そもそもお仕事は……。」
御前「毎日美女とアバンチュールを楽しんでおりますよ。
美女をもてなすのは、貴族の務めですから。」
だから、そんなに自信満々に言われても
子供の私には
『二股ですよね？』とか
『ニートじゃないですか』とか
そんなことを思ってしまう。
だいたい今時貴族ってねぇ……。
御前「私の顔に、何かついてますか？」
知らぬ間に貴族探偵さんを見つめてしまっていたみたいで、慌てて反らす。
御前「もしかして、アバンチュールのお誘いですか？」
なぜかギュっと握られた手。
A「あ、あの……。」
御前「食事が終わったら、我が家へご招待しますよ？」
A「ち、違いまs「キャーーーー！！！」
私の声をかきけすように
ホールに響いた悲鳴。
一気に鼓動が速くなる。
今日は、長い夜になる予感だ……。
・
佐藤「御前。無断で屋敷を出ていかれないで下さい。」
御前「悪かった悪かった。」
山本「我々使用人一同、御前のことを心配いたしていますから。」
御前「気を付ける。」
田中「お口直しに、アールグレイの紅茶をお淹れしました。お飲みになりますか？」
御前「あぁ。頂こう。」
さっき警察と共に到着してきた使用人さんに囲まれて
お説教(？)をうけてるのは貴族探偵さん。
いつも貴族様は
事件の度に移動式テントを使っておられるけど
流石に都内のレストランでテントは使えないようで、不機嫌そうにソファーに座って紅茶を飲んでいる。
鼻形「またAか。」
A「また鼻か。」
鼻形「鼻って言うな。」
私の隣で現場検証をしてるのは神奈川県警の鼻形警部。
便りになることもあるが、基本へっぽこ警部だ←
とある事件で一緒になって、顔見知りの警部。
A「だいたい、貴族探偵が絡むといっつも貴方なんですね。」
鼻形「俺が優秀ってことだな。」
A「ただコキ使われてるだけでしょ……。」
率直な感想だった。
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ぴーちゃん(プロフ) - 続き待ってますー。更新頑張ってください。 (2020年7月27日 18時) (
レス) id: af374e4c11 (このIDを非表示/違反報告)
りず - 続きを書いてください。お願いします。 (2017年9月17日 13時) (レス) id: 3c63d6cd76 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - この小説面白いですとっても続きが楽しみです(^o^)まっていますね(^_-) (2017年7月9日 23時) (レス) id: aab48ffb53 (このIDを非表示/違反報告)
メラン@東方､歌い手好き(プロフ) - 貴族探偵最近ハマってるから嬉しいですね〜｡ (2017年5月24日 6時) (レス) id: 5d8a965b26 (このIDを非表示/違反報告)
颯奈 - はじめして、颯奈といいます。この小説すごく好きです！！いつも更新楽しみにしてるので、よろしくお願いします。頑張ってください！ (2017年5月6日 0時) (レス) id: 157075cf9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yumika x他1人 | 作成日時：2017年4月27日 20時
