7転び ページ9
武装探偵社。今調べて見たら結構物騒な気がしてきた。正直、電話の時頭真っ白で何言ったかあんま覚えてない。
「あれ、、、あの時の、、、」
「え?あ、ああああああああ!?」
何故だ!何故不良に絡まれた時助けてくれた子がここに居るんだ!
「え、ええ?は?え?」
「お、落ち着いて下さい!僕も状況が分からないので!」
「、、、誰?」
何かちっちゃい女の子も居る!何?如何云う状況?
「ん?如何した?敦くん。鏡花ちゃんも、、、」
「ん?」
聞いた事の有る声。真逆と思い後ろに目を向ける。
「あ、兄貴!?」
「な、何でお前、此処に!」
、、、と云う事である。如何云う事だよ。理解出来ないよ。
「え、あ、嗚呼!道理で見た事あるって思ったんです!」
「え?ええ?」
何が何だか分からなくなってきた。そして気が付けば意識を手放していた。
**
、、、頭が痛い。ゆっくりと目を開けると知らない部屋の天井が映る。、、、迚簿やけてだが。
「、、、此処、は?」
「おや、目が覚めたかい。どうだ?何処か痛む所は?」
「へ、し、強いて言うなら頭です、、、」
「嗚呼、倒れた時に打つけたんだろうね。」
「倒れた、、、た、倒れた!?」
姿は全然見えないけど、今この女の人倒れたって云ったよね!?
「脳が混乱して、一気に情報を処理しようとしたんだ。」
「そ、そうですか。」
「まァ、脳が冷却機能を使う為に、意識を手放す様に指示したって訳だね。」
「成程。所で、自分の眼鏡は何処でしょう?」
「ん?変な事を聞くね、隣に置いてあるじャないか。」
隣、、、隣、、、何処だ?
「真逆アンタ、其の距離の物が視認出来ない位視力が無いのかい?」
「、、、お恥ずかしながら。」
「全く、、、今までどんな生活をして来たんだい。」
「うーん、、、」
云う程質素な暮らしをしてきた訳じゃないし、、、
「、、、普通?」
「人に寄って普通の概念は違うのさ。ほら、此方向きな。」
「え?」
声のする方を向くと頭を抑えられる。
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哀川透(プロフ) - ありがとうございます^^* 更新頑張ります! (2020年3月27日 18時) (レス) id: b64d0a9d89 (このIDを非表示/違反報告)
ななっしー - 超面白いです!更新頑張って下さい!続き楽しみにしてます! (2020年3月25日 7時) (レス) id: 653733cc4e (このIDを非表示/違反報告)
哀川透(スマホ)(プロフ) - ほわぁ、、、温かいお言葉ありがとうございます、、、頑張ります! (2019年8月12日 10時) (レス) id: 0c48593ba8 (このIDを非表示/違反報告)
なるせ - 更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月10日 20時) (レス) id: c0e757350d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:哀川透 | 作成日時:2019年8月4日 18時