14転び ページ16
「大丈夫、、、かな?」
「大丈夫です。似合ってますよ。」
「そ、そう?」
少し照れくさいし落ち着かない。
「あのー、、、」
そわそわしてると中島君が声をかけてきた。
「大丈夫でしたか?誰かに急に話しかけられたりとかしませんでした?」
「うん、大丈夫だよ。だからちゃんとこうして平気だし。」
「そうですか、なら何で公園にいたんです?傘もささずに一人で公園に居るなんて不自然じゃないですか。」
、、、。
確かに。
「あー、、、えっとー、、、」
真逆ド正論を平気で言われるとは思わなかった。普通に疑問に思っただけなんだろうけどなんて言えばいいんだ、、、
うーん、、、
「そのー、、、女の子の面倒見てました、、、」
「えっ誰かに頼まれたんですか!?」
「否っ、そういう訳じゃなくて、雨宿りしてて近くに居たんだけど、1人だったから心配で、、、」
若しかして自分怒られるやつ、、、?
中島君は大きく溜息を吐いて、向き直ると
「良かったぁ、、、」
「え?」
「何事も無かったんですから安心ですよ。」
「そう、、、なんだ。」
良くは無いとは思うんだけど、、、
「でもちゃんと次から連絡してくださいね!心配したんですよ!」
「うん。ちゃんと連絡すー、、、」
「?」
「、、、携帯、忘れた。」
**
「今戻りま」
「やぁ、貴方が噂のAさん?」
何か中島君と携帯取りに帰ってたらめっちゃイケメンの人が首吊ろうとして国木田さん達に止められてるんですが。
「中島君、これって閉めた方が良い?」
「開けたままで大丈夫ですよ。」
「太宰!いい加減降りろ!そして仕事をしろ!」
「えー?でも私今此処から降りたら死んじゃうよー?」
「縄を外してからだ!」
やっぱり武装探偵社は賑やかだなぁ。
「それで、Aさん。私は太宰治、宜しくお願いします。」
「は、はい、暫くお世話になります。」
「敬語なんて要らない。貴方の方が年上なんですから。」
「え?えっと、、、お歳は、、、?」
「私は22ですよ。祐飛さんの弟さんですから、少なくとも私よりも年上かと思ったんですがね。」
「なるほど、、、確かに。」
こんなにいい顔してて背も高いのに頭良いとは、、、
「だ、太宰。今の話、本当なのか?」
「そうだけど?」
国木田さんの顔が少し引き攣ってる様に見える。
「あれー?若しかして国木田君気づかなかったのかなー?いやー、真逆国木田君が気づかないわけないよねー?」
この後滅茶苦茶謝罪された。
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哀川透(プロフ) - ありがとうございます^^* 更新頑張ります! (2020年3月27日 18時) (レス) id: b64d0a9d89 (このIDを非表示/違反報告)
ななっしー - 超面白いです!更新頑張って下さい!続き楽しみにしてます! (2020年3月25日 7時) (レス) id: 653733cc4e (このIDを非表示/違反報告)
哀川透(スマホ)(プロフ) - ほわぁ、、、温かいお言葉ありがとうございます、、、頑張ります! (2019年8月12日 10時) (レス) id: 0c48593ba8 (このIDを非表示/違反報告)
なるせ - 更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月10日 20時) (レス) id: c0e757350d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:哀川透 | 作成日時:2019年8月4日 18時