4memory ページ5
『白布くん、これ落ち……』
白布くんが先程席を立った時にポケットからなにか落ちた
それを渡そうと手に取ると……綺麗な女性の写真だった
白布「ん?あぁ、ありがと」
『き、れいだね』
白布くんの好きな人なのかな
白布「あぁ、綺麗だよな」
白布くんは愛しいような目で写真を見つめていた
あ、断られるのはこれが理由なのかも
なんか、分かってきたかも
白布くんもしかしてほんとに私の事嫌ってたの?
無理矢理つきあってくれてたの?
『白布くんごめんね?これ以上は距離ちゃんと考える』
私、ずっと自己中だった。
白布くんのこと何も分かってなかった。
ごめんなさい。そんな私があなたとつりあおうとするのは
無理に決まってたんだよね。
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川西「最近Aさん見ないけどどうしたの?」
白布「ん?あぁ、アイツか。急に積極的じゃなくなったし
避けられてる」
川西「うわ、まじかよ、お前何したんだよ」
白布「なにって……1番最後に話したのは
累さんの写真落とした時のことだぞ?」
川西「勘違いしてんじゃないの?彼女かなんかと」
白布「はっ、するわけないだろ。てかしてた所でどうでもいい」
『聞いてしまった……』
盗み聞きするつもりはなかったの!!
でもつい前からのくせが……
って、彼女じゃないって言ってたよね!?
なら私まだチャンスある!?
でもどうでもいいっていってたし
《どうしよう》
角名《なんで俺》
《りんならわかると思った》
幼なじみのりんに聞くことにしよう!!!
《ほら、りんも好きな子おるって言ってたやん?》
角名《でも振り向いてくんないからなんとも言えないぞ
ただ、……照れ隠ししてるって言うのもある》
《ほんと!?》
角名《確定とは言えないけどね》
《ありがとう!!!》
角名《はいはい》
やっぱこういう時はりんに聞くしかないよね!!!
りんずっと片想いって言ってたけど。
なんか可哀想…
ま、私は他人のことより自分のことだよね!!!
とにかく押すしかない!!!
明日は絶対好きになってもらうんだから!!!!
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みじんこ(プロフ) - アカウントこちらになりました、! (2021年8月31日 14時) (レス) id: 7b04c199f8 (このIDを非表示/違反報告)
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