つかぬまの休息 ページ6
「A」
見事予選を全勝で勝ち抜いた私たち、侍ジャパンは
明日に迫った準々決勝に向けいつもと変わらず練習していた。
そんな時、後ろからふと声をかけられ振り向く。
『……あっ』
山本「栗林さんの代わりに来たそーいち。同級生やけど話したことないやろ？」
『初めまして、星見です』
山崎「初めまして〜やっと会えた！」
人見知りを発動してる私のテンションとは逆に、めちゃくちゃテンションの高いそーいちこと、山崎颯一郎さん。
山本「テンションやば」
今ここにいる私にとっての唯一の助け舟、由伸はケラケラ笑っている。
山崎「なんか顔死んでない？俺もっと可愛い子想像してた」
『…ちょっと、めちゃくちゃ失礼なんですけど』
山崎「いや由伸から聞いてた話だと、もっと可愛い感じをイメージ…」
山本「あーーーー、そーいち。ちょっと黙って」
そーいちさんが何か言いかけたのを、何故か大声で止める由伸。
一体なんなんだ……と、多分今の私には眉間に皺を寄せてすごい顔をしてると思う。
山崎「……はは〜ん、なるほどね。苦労してんだ、由伸も」
山本「……うっさいわ」
『2人の空気入るのやめて貰ってもいいですか？』
山本「入ってないわ！」
山崎「てかなんで敬語？同い年だしタメでいいよ」
『あ、……はい』
山崎「する気ある？」
タメでしていいよ。って言われて、はいじゃあここからタメで！なんて簡単にできる人
陽キャくらいしかいないでしょ、私は少なくとも違う。
宮城「皆さんお揃いでどうしたんですか〜」
山崎「んー？今ほっしーに初めましてしてたとこ」
『……ほっしー、』
山崎「え、何？ダメだった？」
『いや全然構わないです。私も心の中でそーいちさんってさっき呼んだんで』
山崎「おもろ、実際にそう呼んでいいけど」
ケラケラ笑いながら言うそーいちさん。さすがはオリ姫人気ナンバーワン、笑顔が眩しい。
宮城「お2人初めましてなんだ〜、意外っすね」
山崎「そう。ずっとほっしーが俺のこと避けてたんだよね」
『平気な顔して嘘つくのやめれる？』
山崎「おっ、敬語外れた」
…………ダメだ、この人は何言っても話通じないタイプだ。
少ししか話してないけど直感的にそう思った。
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ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
