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村上「あ、やっぱAさんとか」
ヒーローインタビューの方へ向かうとそこにはもう、今日のヒーローのムネくんがタオルを被って立っていた。
『ん？一緒に受けるの？』
村上｢みたいっすよ｣
ムネくんと話していたら始まったインタビュー。
｢おめでとうございます！お2人とも素晴らしいバッティングでしたね｣
『ありがとうございます』
村上｢あざーっす｣
｢今の気持ちを聞かせてください！｣
村上｢いやも〜う…何度も三振をして、何度も悔しい思いもして、その中でチームメイトが助けてくれて、
打席回ってきたので、なんとかAさんに回すことしか考えてなかったです｣
『ほんとにムネ…、村上以上にチームに迷惑かけてきたので、何とか力になりたかったので良かったです』
「お2人はここまでの大会、苦しむことも多かったと思いますが如何でしたか？」
『いやまぁ、それは自分の責任なので。それは村上もわかってると思うので』
村上「そうっすね。Aさんには気にかけてもらうことも多くて感謝しかないです」
2人で真面目にインタビューを受けていたら、何となく周りがザワザワし出して気になる。
だけどムネくんは気づいてないのか、相変わらずインタビューに夢中。
カメラマンさんの方を見たらちらっと、私とムネくんの後ろを見た気がして振り向くとそこにはニヤニヤした由伸とろーたんがいた。
手に持っているのはなんだか今の私にとっては嫌なものな気がして、逃げようとしたら思いっ切り由伸に腕を掴まれた。
そして気づいたらムネくんと私は得体の知れない黄色い液体を頭から被っていた。
『……さっっっいあく！！！』
村上「冷てぇよ！！」
私とムネくんの反応を見てケラケラ笑う2人。
「すごい勢いよく被りましたね、どうですか？」
アナウンサーさんにも笑われる始末。なのでちょっと仕返し、
『……もうほんとね、佐々木朗希なんて試合中私に厳しいこと言ってきたのに、』
佐々木「それはほんとにすみません」
私が冗談で話し始めたのに、さっきまでの表情からは想像つかないくらい真剣な顔で謝ってきて笑ってしまった。
『いいよもう！おかけで打てたので！』
村上「Aさんに感謝しろ〜」
山本「わざわざ言うの悪いな〜」
『テレビの前の皆さん、冗談なのでね！ろーたん頑張りました！』
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ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
