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『……そんなの私が聞きたいですよ』
今永さんの問いを改めて思い出したら、思わずこぼれた本音。
吉田「Aちゃんなら大丈夫よ。絶対」
『吉田さん……』
私の目を見てまっすぐそう伝えてくれる吉田さん。
吉田「マサでいいよ。近さんって呼んでるんでしょ？」
『……マサさん！私がんばります！』
吉田さ……、マサさんの男気と優しさにすっかり惚れ込んでしまったのはここだけの秘密。
今永「……言っとくけど、俺がシーズンで1番星見に打たれてる自信あるし、抑えるのに苦戦してる自信もある」
『……はい？』
今永「これの意味、わかるか？」
近藤「そんな遠回しな言い方じゃほっしーにはわかんないでしょ〜」
相変わずちょっと私を小馬鹿にしてる近さんは置いといて……、
今永さんの言った言葉の意味を考えるけど、全く分からない。
『……わかりません』
今永「ズコー」
素直に分からないことを伝えたら、まるで昭和のリアクションかとツッコミたくなる反応をされた。
そして若干スベってた。
今永「……まぁ、つまりだな」
今の一連の流れはまるでなかったかのように喋り出す今永さん。
今永「俺が1番、星見Aの凄さは体感してるってわけだ。お前の実力はこんなもんじゃないぞ」
さっきまでふざけてたのが嘘かのように真剣に伝えてくれる今永さん……
いや、この人は真剣な顔していつもふざけてるしこれもふざけの一環なのかも……と少し頭をよぎったけど、
何となく、この時だけは今永さんの言うことを信じきることができた。
『……ありがとう、ございます』
今永「早く味方になった星見Aの強さを味わわせてくれよ〜」
近藤「そうそう。どうせあとあっても2試合なんだし、楽しくやろうぜ」
キャンプの時から色々教えていただいてる近さんからも、そう言われて目頭が熱くなった気がした。
『……今日、きてよかったです、』
今永「……ん、そっか」
俯いて声を震わせながらそう伝えた私の頭をポンポンとしてくれた今永さん。
近藤「明日もよろしくね」
吉田「何かあったらすぐ言うんだよ」
絶対気づいてただろうけど、気づいてないフリをして何気ない言葉をかけてくれた近さんとマサさん。
＿＿＿＿＿＿＿＿恩返ししたい、そう誓った夜だった。
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ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
