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あの後、少し睡眠を取り約束通りムーさんに連絡して岡本さんと3人で買い物に行った。
岡本さんが「なんでも買ってあげるからゆってな〜」って言ってくれるから、甘えまくった。
おかげでムーさんに少し怒られたけど。
ホテルに戻って夕食を取ってたら、隣の席が引かれる。
山本「…………楽しかった？」
『え、なに急に』
隣に来たのは、今日ろーたんと取材を受けてたであろう由伸。
山本「俺が仕事してる時にする買いもんは楽しかったか？」
『いや、そりゃあ楽しかったけど……あっ、ろーたんどこいる？』
山本「ろーたん？知らん」
『えー、ちょっと渡したいものあったのにな』
メキシコ戦。
マイアミに来ての初戦は、ろーたんが先発だから今度こそなにか力になれたらと思い、ちょっとしたプレゼントを買ってきた。
山本「…………はぁ〜、だいぶ気にしてんね。ろーたんのこと」
『そりゃあまだ若いし、色々プレッシャー感じてたらなにか力になりたいと思うよ』
山本「俺投げるかもだけどね。ろーたんの後」
その一言を聞いた時、びっくりして由伸を見つめてたと思う。
由伸は決勝戦に投げると勝手に思い込んでたから。
山本「んふふ、そんな驚く？」
案の定、固まった私を笑う由伸。
『いやだって……決勝じゃないの？』
山本「んー、まぁ絶対じゃないし。多分俺が出ることになったら、良くない展開ってことだし」
それを聞いて何となく察しがついた。
きっとろーたんが早めに交代になってしまった時に備えるんだろう。
『……じゃあこれは由伸にあげる』
山本「えっ」
由伸にそう言って渡したのは自分用に……と思って、買っていたストラップ。
『自分用に買ったやつ……何となくお守り的なあれで』
山本「いやこれ……じゃあ俺貰っちゃダメじゃね？」
『んー、いいよ。由伸だし』
山本「…………ありがと」
珍しく素直な反応したと思って見たら、ストラップをあまりにも優しそうに見つめてた。
『いやっ、そんな高いものとかじゃないよ？あげるって言ったけどほんとそこら辺の雑貨屋で買ったのだし、』
山本「わかったって、見ればわかるし」
笑いながらそういう彼に少し申し訳ないと思いながらも、
どこか嬉しい自分はいた。
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ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
