ホテル着 ページ16
大勢「ねぇAさん見て。プールありますよ」
『そうだね』
大勢「反応うっす」
ホテルに着いて早々大勢くんに声をかけられたけど、ほんとに私にとってどうでもいい情報だった。
山田「Aは何色の水着持ってきたん？白？」
『そもそも持ってきてません。セクハラですよ？』
哲人さんにはちょっと気持ち悪い質問をされつつ、どんどんホテルの奥へと進んでいく。
中野「A」
カードキーも貰って、みんなが自分の部屋に行こうとしてる時、後ろから名前を呼ばれて振り向く。
『なんですか？』
中野「この後どうする？」
『あー、ちょっと寝ようかと思ってました』
中野「和真と買い物行く約束してるから、行きたかったら起きたら連絡ちょうだい」
『え！行きたいです！いいんですか？』
岡本「大歓迎やで〜、おいでおいで」
仲良し同級生コンビのムーさんと岡本さんのショッピングに同行できることになった。めちゃくちゃ楽しみ。楽しくないはずがない。
山本「俺らと自主トレするんじゃないん？」
『カメラついてるなら行かない』
佐々木「カメラに何かされたんすか」
マイアミに来てまで密着されるような大人気の2人には申し訳ないけど、こっちはショッピングでのびのびさせてもらおう。
中野「Aの部屋、俺の隣じゃん」
『え、そうなんですか？遊び行きますね』
山田「え、待って待って。なに当たり前のようにゆってんの？」
いつものようにムーさんと会話してただけなのに、何故か哲人さんに突っ込まれた。
山田「アカンやろ。女の子やん」
『……別にいつも行ってますよ』
山本「は？」
次は何故か由伸までキレ出した……何故、
『え……なに…？そんなダメなことしてますか…？ムーさん助けて』
中野「………俺の方が助けて欲しいくらいだわ、」
とにかく哲人さんと由伸の圧が怖すぎて震える私とムーさん。
山田「ここは阪神やないから、部屋行くことは禁止やで」
山本「行ったら罰金で」
『2人になんの権力があるんですか』
何故か私の行動を決めつけてくる2人に、思わず聞いてしまったら、
山田「先輩権力や」
山本「同級生権力」
ってドヤ顔で言われた。ちょっとウザかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 819人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
