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湯浅と由伸の意味のわからない会話を聞いていたら、もうフライトの時間らしく、
「星見、大人しくしろ」って何故か私が白井ヘッドに怒られた。何故……
その時に横で笑ってた2人、許さない。
なんかこの2人似てるんだよな………と思ったりする。
飛行機が出発して少し時間が経った。
あんなに眠かったのに、由伸たちと話したせいかなかなか寝付けずにいて
隣を見たらもう爆睡してる由伸と湯浅……。つまんない。
そう思って、トイレでも行くかと立ち上がって移動する。
移動してる間もキョロキョロ周りを見ると、ほとんどの人が寝てて羨ましいなと思ったりする。
ふと、1番遠くの席に目をやったらスマホをいじってたムーさんと目が合う。
ムーさん寝てないんだ、いつも移動中寝るのに珍しい…と思ってたら、なにか口パクで伝えてくる。
中野「(どこいくの？)」
『(……え？)』
中野「(ど・こ・い・く・の)」
『…！(トイレです)』
素直にそう伝えたら1発で伝わったのか手のひらをヒラヒラさせてきた。なんだったんだ。
トイレも済ませあえてムーさんのいた列を通って帰る。
ムーさんの席が見えてきたからそこでしゃがんだら、ビクッとしてた。
それに思わず、ふふ…って笑ったら「……ビックリすんだろ、何？」って小声で聞いてきた。
『いや、さっき見たら珍しく起きてたんで』
中野「バスで寝すぎた」
『私もです。隣の湯浅も由伸も寝ててつまんない』
中野「別に起きててもその2人は相手してくれないだろ」
ってここまで小声で話してたけど、ムーさんの横で寝てた中村さんが「ん、」と声を出して寝返りしたので、
ムーさんと私でビクッと固まってしまう。
中野「……起こしたら悪いし早く席戻りな」
『えー……』
中野「えーじゃないわ」
少し駄々こねてみると、いつもの感じで返してくれるムーさん。安心する。
中野「……マイアミ着いたら行きたいとこ着いてくから、」
『え！ほんとですか…！』
中野「しーーっ！……バカ」
って思わず少し大きく声を出してしまった私の頭を叩く。
『……約束ですよ？』
中野「わかったから。早く席戻って寝な。寝たらあっという間だよ」
『はーい……』
って素直に返事をして自分の席に戻る。
どこに着いてきてもらおうかなとか、色々考えたらだんだん瞼が重くなってきて眠りにつけた。
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ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
