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『えっーと……15のB…、15の…………あ、ここか。
ゲッ』
山本「人の顔みてゲッて、失礼なやつ」
『由伸が隣か〜……』
山本「不満なん？誰だったら良かった？」
『えー、んー………近藤さんとか、吉田さんとか』
山本「何も言えない人の名前出すなよ」
席まで移動してふと隣を見るとそこには由伸がもう座ってて、思わず変な声が出てしまった。
山本「バス降りてからずっと危なかっしいし、もっとちゃんとしてや」
『それ哲人さんにも言われた……、そんなに？』
山本「おう、目離したらどっか行きそうで迷惑やった」
『え？なに？目離さないでいてくれたの？』
山本「は？そんなんちゃうわ」
哲人さんにも由伸にも危なかっしいと言われてしまった。
そんなにだろうか？なんとなく2人が気にしすぎな気もしてきた。
湯浅「あれ、Aさん隣？」
大勢「ほんまやん、近くてよかったな」
湯浅「うるさっ」
反対側の隣にはちょうど湯浅がきていて、そこの席らしい。
『また一緒にいるんだ、2人』
大勢「Aさんもゆうてくださいよ。こいつ、俺のこと好きすぎっす」
湯浅「誰がゆーてんねん」
そう言って2人でケラケラ笑うガチアツコンビ、なんか眩しい。
湯浅「大勢の席もっと奥やろ？はよ行きや」
大勢「はいはい。Aさんとの時間邪魔して悪かったな」
湯浅「おい」
意味深なことを言って奥の自分の席まで行ってしまった大勢くん。
『……ほんと仲良いんだね。あの湯浅に、こんなに仲良くできる他球団の人ができるとは……』
湯浅「オカンっすか？」
今年のオールスターで人見知りで誰とも話せずモジモジしてる湯浅も見てるから、親心が出てしまった。
湯浅「そういうAさんは誰かと仲良くなれました？」
『……そういうのを聞くのは良くないよ』
湯浅「出来てないんすね」
図星をつかれ、ウッ…と言葉が出なくなる。
山本「こいつは俺が仲良くしてるから安心して」
湯浅「え？」『はい？』
急に今まで静かにしてたと思ったら首を突っ込んできた由伸に、私も湯浅もキョトンとしてしまう。
湯浅「…………由伸さんでも変なことしたら許さないっすからね」
山本「おー、任せとけ。」
『……いやいや、変なことって何？任せとけって何？』
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ひな - 今まで見た中で一番面白いです！続き待ってまーす (1月21日 20時) (
レス) @page44 id: 9ec4ffa748 (このIDを非表示/違反報告)
乃絵留(プロフ) - オリ.フラ付いてます。わざとだったらすみません (12月1日 16時) (レス) id: 49cfacfa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅら | 作成日時：2023年11月25日 21時
