検索窓
今日:13 hit、昨日:44 hit、合計:15,817 hit

序章の一重 ページ20

〈ギラside〉



こうもあっさりと認められてしまうと

何だか脱力してしまう


『……ダグデドに宇蟲五道化、ここまでは読めていたのに』


「?」


確か、さっきも……





『……予想が外れだしたのは、ジェラミー様の芝居の所からです』


「っ……」


思い出すだけで腸が煮えくり返る

あの時の光景

人々の声



『私の予想では、あの場で皆様は王ではなくなると思っていました』




『放っておいても、いずれンコソパかゴッカンが落ちると予想していたら……まさかイシャバーナにグローティが居るなんて……』



Aの表情はあいも変わらず

同じ様な表情だが

何だか少し雰囲気が苦しくなっている






『……私はダグデドを倒すためだけに生きてきました』


「やっぱり、お前はダグデドを知っていたのか」


『勿論、いえ…忘れることなど出来ない……あの憎い一夜からずっと』



「一夜…?」


『…ここからの話は、やはり皆様と面と向かって話したほうが良さそうです』


え?


『皆様、いらっしゃいますよね』









「気づいてやがったか」

「え、ヤンマ?!」


「流石天告者殿、見抜かれてしまったようですな」

「まぁ、盗み聞きなんて美しくない事をしなくて良いのなら好都合」

「ヒメノにカグラギまで……?!」


「話の内容によってはお前を裁く必要がある、覚悟しておけ」

「俺が読みきれなかった行間の話が聞けるみたいだね」


「リタさんもジェラミーも……」



結局皆居たのか……



『さて…』



『ここからの話をする前に、国王方には一つ別の話をしなければなりません』






『2年前に話せなかった、天告者の歴史を』

語る歴史→←目的



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白湯 小5 - 王様戦隊.......大ッ゙好きなので長編投稿してくれるのめっちゃ助かります!!設定とかもすごい好きなので、是非!完結頑張ってください!更新いつまでも待ってます! (2月29日 15時) (レス) @page25 id: ff87142a36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さすらうサイダー@さくらぁ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b3818ccd101/  
作成日時:2023年6月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。