小さな恋一つ Y.R

#16 ページ16

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まだ、中学生の夏。




ほら中学生って

ちょっとした事でカーッとなんじゃん？？






まぁそんなもん。






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夏木絡みだった。




『夏木ちゃんってさ可愛いのにさその隣Aなんて普通過ぎない？？』






『それよ、釣り合わな過ぎ』






『あ、それじゃA虐めちゃう？笑笑』





『いいかもね〜、明日からね』







こんな些細な事で標的よ。


馬鹿らしいと思うよね？？？笑





水かけたり、殴ったり、蹴ったり、



髪の毛引っ張ったりしてね？笑






だから私も、お下げ髪だった髪の毛を



ばっさりに切ってやった、夏木に釣り合うために






化粧も頑張ってしてヤンキーみたいに、


なっちゃったけど。
まあ、髪の毛染めたし、赤茶色に笑








夏木「A、おはよ………ってなにそれ笑」






「え、イメチェンて感じ？夏木に釣り合うために」





夏木「やるじゃん、あいつらの反応楽しみだわ」








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『なんか学校にちょー可愛い女子が来てるらしいぜ。』







『めちゃ可愛い！！！』







『夏木ちゃんと一緒だったてことは夏木ちゃんの友達？？』






せいぜいよね、こんな姿見せて



虐めなくなるとか




今じゃ、虐めた奴より可愛いとは思ってるよ？








だって頑張ったんだもん。









「久しぶりだね、海だなんて」








夏木「卒業以来だよ。」

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