39.仕打ち ページ39
『さき、に…いって、ください…』
言葉も途切れ途切れで、体にも力が入らない。こんなにもデメリットが激しいのならあまりつけたくはないな。
rbr「お疲れ様や。いやーありがとうな。いいデータが取れたで。」
『はぁ…お役に、立てたなら、、光栄…です。』
体力が戻らない。全てがから回っている感じがする。
rbr「それじゃあ、話はこれで終わりや。医務室まで送るわ。」
『ありが、とう、ございます。』
よいしょと俵担ぎの状態で医務室へ連行される。確実にヤバいやつだ。これ。
rbr「あんさんの隊長にはこっちから言っとくからゆっくり休めや。」
『ありがとう、ございます。』
普通科の一般兵医務室に着き、ドアを開ける。
『少し、休ませて、貰えませんか？』
そっからの記憶は殆ど無い。
+×
私が目覚めて始めに見たのは赤髪。匂いでクレアさんだと分かった。
この人は私の上司に値する人だし、来てもおかしくはない。
『たいちょ、、なんでいるんですか。』
gz「そりゃ、隊員が倒れたって聞いたら行くだろ。」
それにしてもだ。私のような一般兵に足を運んでくれるのだ。それは隊長としていいのかと少し思ってしまう。
『サボりですか。』
gz「様子を見ているだけだ。サボってねぇ。」
『だったら書類もう終わってるんですよね。』
gz「……。」
『露骨に目をそらさないでください。…はぁ、手伝いますよ。』
gz「ありがとうな。ところで、なんで倒れた？」
『え、話いってるんじゃないんですか。ロボロ･ファンマクロ様の装置の反動で倒れたんですよ。』
gz「…聞いてないが？それとクレア起きろ。」
kra「ふぁ〜…隊長なんですか。」
gz「情報管理部隊のやつからなんか伝言でもなちったか？」
kra「ん〜？なかったですよ。あっでも、」
gz「なんだ？」
kra「その、情報管理の隊員が"今日はあの装備の実験だから楽しみ"って言ってましたよ。」
『じっ、けん。』
gz「…黒いな。隊全体でAを実験体にしてたわけか。」
実験体、にいい思い出なんかない。私の髪が黒く染ったのも、瞳が赤いのも、全て叔母が私を師匠が来る前に売って、知らない人の実験に付き合わされたのだから。
『(嗚呼クソ。嫌なことを思い出した。)』
過去の傷を抉ってくるな、最近の出来事は。
gz「とりあえず、クレアはここにいろ。俺はちょいと話をつけてくる。」
kra「分かりました！」
『分かりました。』
最近、隊長忙しそうだなぁ。
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かふぇらて(プロフ) - クルーズトリパノソーマさん» 返信遅れてしまいました💦私の小説を楽しんでいただけたのなら幸いです。メンタルの強いクルーズトリパノソーマを目指して頑張ってくださいね笑 (2022年10月9日 17時) (
レス) id: 5c680e2ca3 (このIDを非表示/違反報告)
クルーズトリパノソーマ(プロフ) - こんにちは、初コメ失礼します。ものすごく好きです！自分名前がクルーズトリパノソーマとか言うんで、名前の変換忘れてて、メンタルの強いクルーズトリパノソーマになるのだ！！で吹いてしまいました。神作をありがとうございます！ (2022年10月1日 10時) (レス) @page36 id: 374ec1f9c5 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇらて(プロフ) - はぁな。さん» ありがとうございます。分かりやすい説明ができているのなら本望です。これからも自分のペースで頑張っていくので、応援よろしくお願い致します！ (2021年7月29日 23時) (レス) id: 5c680e2ca3 (このIDを非表示/違反報告)
はぁな。 - 初コメ失礼します！！武器に説明が分かりやすくて読みやすいです！夢主ちゃんのイメ画めっちゃ好きです！更新も自分のペースで頑張って下さい！ (2021年7月29日 21時) (レス) id: b36ca423a9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇらて(プロフ) - 虹ん子さん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2021年7月24日 11時) (レス) id: 5c680e2ca3 (このIDを非表示/違反報告)
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