33.訓練 ページ33
『(駄目だ。こんなこと考えてたら訓練に集中できない。)』
今日は遠距離部隊との訓練だ。前は色々あったからね…
『(遠距離部隊は楽しいけれど、今は少し憂鬱ね。)』
あんな事があったからだろうか。朝から気分が上がらない。
『すみません。トラブルにより少し遅れてしまいました。』
ut「嗚呼、Aちゃん。さっきグゼロ隊長から聞いたから大丈夫やで。」
『本当にすみません…』
shp「まあ、起きてしまったもんは仕方ないっすよ。」
私は急いで銃の用意をし、訓練所へと向かった。
-
訓練内容といえば、的に当てたり、サバイバルゲームのようにバンバン撃ち合ったりどれも楽しい訓練だった。
的当てでは色んな人が私を見ていたがそれ程気にする事もなく、150m離れた的をひたすら撃っていた。
ちなみに私の確定射程範囲は172m。その中にあるものだったらなんでも狙って、当てることができるということ。
shp「相変わらずバケモンみたいな射程範囲してますね。」
『つかぬ事をお伺いしますが、ショッピ･デロン様の射程範囲は幾らぐらいなのでしょうか？』
shp「ワイの射程範囲は120mくらいっすかね。大先生は200mって言ってた気がしますね。」
『……鬱･アルシェイナ様の方がバケモンみたいな射程範囲してるんじゃないんでしいうか。』
shp「でもガバる時もあるんで200m(笑)みたいなものだと思いますよ。」
ut「ショッピさん？そろそろ僕のメンタルやられるよ？」
ここの部隊は愉快でとても面白い。
+×
昼休憩となり、食堂に移動する兵士たち。
かくいう私は今朝のこともあり、なかなか足が進まなかった。
『(お金には余裕があるし、城下町へおりて食べようかな。)』
そうと決まればお金を取ってこなければと、部屋に戻ろうとすると。
gz「Aか。ちょっと手伝ってくれ。」
隊長に見つかり雑務のようなものをさせられる。
『他の隊員方は居ないんですか。』
gz「イーゼル、クレア、を筆頭にほぼ全員どっかの部隊の訓練の手伝いか、書類仕事しかやってない。」
ブラック企業もびっくりな働きぶり。特殊部隊はお手伝いさんみたいな感じなんですかね。
カリカリとペンを走らせる音が響く。
『隊長。お腹が減りました。』
gz「書類終わったらな。それまではクレアの焼いたクッキーでも食ってろ。」
『終わりました。書類も。』
gz「それじゃあ追加。」
『押し付けないでください。』
本当にお腹が減ってきた。もう抜け出してしまおうか。
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かふぇらて(プロフ) - クルーズトリパノソーマさん» 返信遅れてしまいました💦私の小説を楽しんでいただけたのなら幸いです。メンタルの強いクルーズトリパノソーマを目指して頑張ってくださいね笑 (2022年10月9日 17時) (
レス) id: 5c680e2ca3 (このIDを非表示/違反報告)
クルーズトリパノソーマ(プロフ) - こんにちは、初コメ失礼します。ものすごく好きです！自分名前がクルーズトリパノソーマとか言うんで、名前の変換忘れてて、メンタルの強いクルーズトリパノソーマになるのだ！！で吹いてしまいました。神作をありがとうございます！ (2022年10月1日 10時) (レス) @page36 id: 374ec1f9c5 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇらて(プロフ) - はぁな。さん» ありがとうございます。分かりやすい説明ができているのなら本望です。これからも自分のペースで頑張っていくので、応援よろしくお願い致します！ (2021年7月29日 23時) (レス) id: 5c680e2ca3 (このIDを非表示/違反報告)
はぁな。 - 初コメ失礼します！！武器に説明が分かりやすくて読みやすいです！夢主ちゃんのイメ画めっちゃ好きです！更新も自分のペースで頑張って下さい！ (2021年7月29日 21時) (レス) id: b36ca423a9 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇらて(プロフ) - 虹ん子さん» ありがとうございます。これからも頑張ります！ (2021年7月24日 11時) (レス) id: 5c680e2ca3 (このIDを非表示/違反報告)
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