BTSの歌姫マンネ (ページ6)

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【ASide】

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はぁ……。

私のルームメイトはなんでこんなに
寝相が悪いんだぁぁ…。

(※ルームメイトテヒョン)

同じベットで四次元さんと寝てるなんて
Armyが言ったらなんて言うか…。

「テヒョン오빠ー…。暑いです、離してよぉ…」

テヒョンに抱きつかれながら
呆れたようにテヒョンに言うA。

TH「ん……ん」

かすれた声を出すテヒョン。
Aはテヒョンを揺らすが少しも
離してくれる気配はない。

A力づくでテヒョンを自分から
剥がして床で寝ようかとベットを降りようと
した時──────

TH「どこ行くの…？」

「あ、오빠起こしちゃった？…ごめんね」

TH「離れないでここで寝ろよ。
冷めちゃうし」

そうAの腕を引っ張り自分の
胸に引き寄せた。

　

(っーー/// またいつものパターン…)

ドキドキしてるはずにのに
何故か頭の何処かにあの人がいるような
そんな気がして。
胸が苦しくなる。

自分でも気づいてる──
この気持ちが自分には必要のない気持ちだって
事は。

大好きなのに…。
素直になれない……。

それに決めたんだ。
私達゛防弾少年団゛は
Armyの中で輝き続ける限り…
恋愛はしない。

練習生の頃からずっと一緒だった
오빠達。

오빠達はその約束を今でも守っているのに─

私だけなんてずるい…。

だから隠さなきゃいけない

テヒョン胸の中で涙目を潤わせ
眠りにつくA────────