塩メイクさんの秘密【BTS】

# 病2 ページ27

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【SGSide】

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俺たちは耳を疑った。


医者の口から聞いたのは──


長くは生きれない…


その一言。







あいつは元々心臓が弱かったらしい…。

そんなの、一言も聞いてないし。そうには見えなかった。





TH「っ…!!そんなの嫌だ…!! Aは助からないんですか…？」




息を詰まらせながらもそう言ったテヒョン。


俺らは医者の顔を見た。





医者「手術で助かる可能性もあります…。 ですが…成功率は…非常に低いです。」





ＪＫ「…もし手術をしなかったら……」

　



医者「あと一年は持たないでしょう…」



　────





急に告げられた余命……。

あいつはこれからも…ずっと俺らの側にいてほしい存在だった。



「…成功率が低くてもいい……手術してください…。


お願いっ……です。

あいつを…Aを助けてください…」


　

深々と頭をさげるユンギ。
苦しそうに呼吸しながらいう。多分今にも泣き崩れてしまいそうなのを我慢してる。









医者「…わかりました。最善のベストを尽くします……。

ですが少し回復の期間が必要です。

2ヶ月後の手術になります。構いませんか？」





みんなは口を揃えていった。

「「お願いします…」」っと…

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