第6話！生意気メイツ！ ページ13
エ「クールだよな〜。・・・どっかの狸と違ってw」
グ「ふな"っ！」
エ「プッ・・・・・・あははっ！ もう堪えるの無理だ！あはははは！」
そう言ってエースは大声で笑いだした。
エ「なあ、お前ら昨日入学式で暴れてた奴らだろ？」
『ら、は余計よ！ら、わ！』
エ「闇の鏡に呼ばれたのに魔法が使えない奴と魔法が使えないのに特別な力が使えるガキw、お呼びじゃないのに乱入してきたモンスター。」
エ「やー、入学式では笑い堪えるの必死だったわ。」
グ「なぬ！？ しっ、失礼なヤツなんだゾ！」
エ「で、結局入学出来ずに2人して雑用係になったわけ？さらに、半裏口入学の女1人、はは、だっせー。」
エ「しかも「グレート・セブン」も知らないなんてどんだけ世間知らずなんだよ。」
エ「ナイトイレブンカレッジ来る前に幼稚園からやり直すのをオススメするわw」
エ「一寸、からかってやろうと思って声掛けたけど色々と予想を超えてたね。」
マ「あら、最近の人は王族でもなかったとしてもマナーが身に付いている筈なのに…随分、品のないお方ですねw」
するとマリィが何かを取り出し、エースの首に人質にナイフをむけるかの様に添えた。
エ「何コレ？脅しのつもり？トランプじゃ何も出来ないのにw」
マ「お前、みたいなおこちゃまにはトランプの凄さが理解できないのか…残念だ。しかし、いいことを教えてやろう。」
エ「おこちゃま？ふざけてる… マ「異能力、トランプマジック ナイフ。」は？」
エースの首元にはナイフがあった。
マ「ごめんなさいね。エース・トラッポラ。私は普段あんまり怒らないのだけど、数少ない、許せないことがありますの。そのひとつが、友達を貶されることなのよ。だからいまから2つ選択肢をあげるわ。選びなさい。」
エ「お前、魔法が使えないだろ？なら魔法でお前のことなんか吹き飛ばしてや… マ「貴方は今、自分が置かれている状況をご理解していないのですか？」っ、すいませんでした。」
マ「1つは謝るか、もうひとつは物理的に首を跳ねられたいか、どちらがよろしいでしょう？」
エ「・・・すいませんでした。」
『・・・許すよ。次からこんなことしないように。』
その場にいたものは皆、マリィに恐怖を覚えた。
エ「んじゃ、オレ達は君たちと違って授業あるんで！せいぜい掃除頑張ってね、おふたりさん♪マリィ行こうぜ？」
グ「ぐぬぬぬぬぬ…Aはこんな事を言ったがオレ様はまだ許してないんだゾ！」
『ど、どうしよう…』
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作者名：マリィ | 作成日時：2021年8月21日 14時
