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放課後、高専に通うのが日課になった今日この頃。
高専の前で悠仁くんと恵くんと野薔薇ちゃんに会った!
明ちゃんの車から出てきてたから、お仕事終わりかな?
「お〜A!今日も来てたん?
遠かっただろ〜、疲れてねぇ?」
『ううん、大丈夫!伊地知さんが送ってくれるの!』
「五条先生か?」
『そうそう!ひとりでも大丈夫なんだけどね』
「過保護ね…」
「今更だろ」
溜め息つかれた。あ、つかれたのはお兄ちゃんか。
まぁ歩きだとかなり時間かかるし、楽で助かるけどね!
そうこうしてると恵くんが言いづらそうに切り出した。
「狗巻先輩は今日任務だったと思うが…」
『知ってる!だから今日は皆と遊びたかったんだけど…
だめ?いそがしい?』
ここで渾身の上目遣い!
少なくともお兄ちゃんは間違いなくイチコロ!
ポイントは眉毛を下げること!
「っは〜…ほんとずるいわよね、その顔の強さ。
五条先生そっくり」
「実の妹だしな」
「お〜!いっぱい遊ぼうな!なにしたい?」
『けいどろ!』
やった〜!悠仁くん達と遊ぶの久しぶりかも!
高専の校庭広いし、いっぱい走り回れる!
…なんて喜んでた時もありました。
「Aファイト!捕まえろ〜!」
「虎杖大人気ないぞ〜」
『悠仁くん速すぎ〜っ!捕まんない!』
「ははっ、頑張れA!もうちょっと!」
『全然もうちょっとじゃないじゃん〜っ!!』
こんなに走り回るなんて聞いてない!
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作者名:らび | 作成日時:2022年1月30日 1時